まぐろのすりおろしリンゴ炒め

“まぐろの刺身”は高くて手がとどかないけれど、“まぐろのカマ”ならお安くつきます! “まぐろのカマ”はスプーンを使って骨から身を削り取ると「ネギトロ」の材料にもなる美味しい部分で、「塩焼き」とか「照り焼き」で食べるとアブラ身がトロ~ッととろけて貧乏人の大御馳走になりますが、これだけばかりじゃ飽きがきます・・・。かといって、あまりレシピ本には載ってない食材であるため、購入するのについつい気が引けてしまいがちです。・・・ところが御安心を! 豚のバラ肉と同じつもりで心がまえれば、結構たくさんのメニューが思い浮かぶものです! 今回は(あのフルーツの)リンゴを使ってみましょう!

材料(2人分):まぐろのカマ適量、リンゴ1/2個(すりおろす)、レモン汁小さじ1杯、醤油小さじ1/2杯、白ワイン・ヴィネガー大さじ2杯

すりおろしたリンゴに、レモン汁、醤油、白ワイン・ヴィネガーをふりかけ、フライパンか何かで弱火でグツグツ煮ます。そこに、包丁などで削ぎ取った“まぐろの身”を加え、少し煮るだけで完成というお手軽さです。チョッと見には“すりおろしたリンゴ”が“大根おろし”に見えますが・・・、そして“まぐろ”と“リンゴ”という一見ミスマッチのような組み合わせに思えますが・・・ところが“まぐろのカマ”のアブラ身と“リンゴ”の甘さが何ともいえない調和を保って、ナイスな組み合わせに思えてきますよ!