岐阜城信長居館跡の発掘調査

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すでに何度か報告していますが、現在、岐阜城の信長居館跡を発掘調査しています。先日、整備委員会が開かれ、発掘現場を視察してきました。

今年度は、C地区とよばれている部分を発掘していますが、ここは、麓の居館部分で最も削平地が広いところです。その虎口にあたると思われる場所から、上にあがるためのスロープ状の通路が出てきました。ただ、そこが虎口ととらえていいのか、建物に付随する入口とみるべきなのか、判断がむずかしいところです。スロープをあがってつきあたったところに巨石列があったことは抜き取り痕からわかるのですが、そこが屋内だった可能性もあり、何ともいえません。多くの人に見てもらいたいところです。

詳細については、岐阜市教育委員会が2月1日に記者発表をし、その翌日の新聞各紙に載ると思いますので、それをご覧ください。

なお、2月4日(土)に現地説明会が開かれるということです。

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「戦国時代展」

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1月29日(日)までの会期で、江戸東京博物館において開かれている「戦国時代展」を見にいってきました。休日でしたので混雑することを予想し、開館9時30分に合わせて行ったので、スムーズに入れました。出る頃には行列でした。中も、開館直後だったにもかかわらず、刀剣のコーナーは並んでいました。

これまで、各地の博物館で見たり、武田信玄展とか上杉謙信展などの特別展の機会に見たものも多かったのですが、今回はじめて目にするものも少なくなく、見ごたえがありました。特に、武将の肖像画に関しては、これだけ集めたのははじめてではないでしょうか。

印象深かったのは「上杉家文書」です。国宝になってから「上杉家文書」を見るのははじめてでした。大学院生の頃、調査にいったときには、古文書タンスから1通ずつ取り出し、手に取って調べた経験をもっています。「この文書、さわったことがある」と昔を思い出しつつ、ガラスケースの中に展示されている文書を文字通り拝観してきました。

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本年もよろしくお願い致します。

昨年暮の12月23~25日に開催された「お城EXPO2016」は3日間の延べ入場者が1万9000人にのぼり、盛況の内に終わることができました。ご協力に感謝致します。

実は前日の22日に、23日の熊本城に関する講演とパネルディスカッションのリハーサルと会場の下見が行われたのですが、大きなホール(定員1,000人)をみて、これまで、お城に関するイベントで、1,000人集まったという経験がなかったものですから、広島大学の三浦先生と、「明日、空席ばっかりだったらどうしよう」「テンション下がるよね」などといっていたところでした。当日は満席で、かえってびっくりした次第です。

展示会場には大人にまじって、小学生・中学生くらいの子どもたちもいて、また、日本城郭協会の「お城の自由研究コンテスト」の入選作品も展示されていたので、今年から応募作品もふえるのではないかと期待しています。

それにしても50年ほど前、私がまだ学生のころだった時期にくらべ、お城研究が研究として市民権を得てきたことを実感させてくれたイベントでした。

 

 

 

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