雨にも負けず天神山城へ

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富山県黒部市で講演があり、前泊して、以前から行きたかった天神山城に行ってきました。天神山城という名の城は全国にいくつもありますが、富山県魚津市の天神山城は、私にとって、「一度は行ってみたい」と思っていた城です。

ご記憶の方もあるかもしれませんが、2009年、NHKの大河ドラマ「天地人」の時代考証のとき、「是非、入れてほしい」とお願いしたシーンがありました。上杉方の対織田最前線の城だった魚津城を柴田勝家が攻めるというものです。天正10年5月、上杉景勝・直江兼続らがそれを救うため、出てきたのが天神山城です。いわゆる後詰です。

結局、信長の方が策略的には上で、織田軍が上杉の本拠春日山城を攻めるそぶりをしたため、景勝・兼続らは泣く泣く、魚津城を見捨てることになりました。そのとき、魚津城の城将12名が、自分の耳に穴をあけ、自分の名を書きつけた札をつけて自害していきました。

天神山城から魚津城がどのように見えるのかたしかめたかったのと、天神山城がどういう縄張だったかを見たくて行ったわけですが、あいにくの雨で、また、本丸は木が繁っていて見晴らしがきかず、魚津城の場所を確認することは残念ながらできませんでした。

「景勝・兼続の泣雨かもしれないな」と思いつつ、山を下りました。

 

富山で私の好きな酒は「立山」「銀盤」です。前に富山で「立山」を吞みましたので、今回は「銀盤」にしました。

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9月17日から11月3日までの会期で、静岡県立美術館において、開館30周年記念「徳川の平和」が開催されています。開催期間中、何回か、美術館主催の講演会などが組まれていて、そのトップバッターとして、先日、私と芳賀徹館長との対談「〈徳川の平和〉の諸条件」を行ってきました。

当日は、美術館講堂が満席で入場できなかった方が多数おりました。顔見知りの人から声をかけられましたが、わざわざおいでいただいたのに入れず、申しわけなく思っています。
江戸時代を代表する狩野派の絵がこれほど集められたのを私は見たことがありませんでした。滅多に見られない重要文化財も多数展示されていて見ごたえがありました。
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長久手古戦場

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歌舞伎俳優尾上松也さんが案内役をつとめる「古地図で謎解き! にっぽん探究」(BS-11)という番組があります。今度、10月5日放送予定の徳川家康ゆかりの地めぐりで、私がゲスト出演することになり、その収録に行ってきました。

生誕地岡崎を出発点に、小牧・長久手の戦いのあった長久手までご一緒しました。長久手は今年1月に講演をしたばかりでしたが、そのときは時間がなく、講演会場の往復だけで、古戦場に行けなかったので残念に思っていました。今回、そこで収録し、長久手市郷土資料室の展示資料なども撮影してもらいました。見て楽しめる番組に仕上がったのではないかと思っています。

これは余談ですが、尾上松也さんは、来年の大河ドラマ「おんな城主 直虎」で今川氏真役で出演します。収録の合間、氏真の話で少し盛り上がりました。

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