ライブ前半
LUISENT
『涙腺震わす激情ロック革命』豊橋出身の四人組バンド。
キャッチコピー同様の、ソウルフルなライブが特徴的なバンドでした。
約30分の出演時間内に喉を壊すんじゃないかと思うほど思いのたけをぶちまけるMCはピュアなティーンリスナー(いや、いくつになってもピュアな人はいますが)の心を打つだろうし、割と同じようなテンポのエモロックが続く中にも、リフやリズムパターンの組み合わせで差異を出してくる演奏力の高さも良かったです。
大体BPM160くらいの曲の良さは分かりました。次はもっと遅い曲が聴きたいです(催促)
現在年間100本ライブを敢行中。
毎週月曜日には愛知県豊橋駅にて路上ライブを精力的に行っているそうなので、一度行ってみたいと思います、続報をお楽しみに 笑
Parasana
ぱらさな。さあ、みんなで言ってみよう。絶対一度は噛むから 笑
ストラスと共に今回のツアーを回っている4人組バンド。
初めて聴きましたが、奇をてらわない品のある楽曲が多いという印象でした。
とりあえず一曲聴いてください。
『My White Lie』
良いでしょう。綺麗でしょう。特にギターがお気に入りなんです。
英詞も多いですが、途中のMCで歌詞について言及していて、歌をじっくり聴いてほしい欲求があるようです。
初の名古屋ということでこちらも反応は探り探りといった感じでしたが、何度も煽りに応えて手を挙げてくれるオーディエンスに何度も感謝を告げていました。
no Nothing
通称のーなし。四人組バンドである彼らとストラスを聴くのが二度目です。
と、昨年のブログを読むと、結構厳しいことを書いています。本当に何様だよ俺は。
言うに事欠いて『煽りが空回ってる』だの『音が耳に痛い』だの。
いやでも、文責というのはしっかり背負っていると自負しているので、当時の祖父江直人の偽らざる感想なんでしょう。
今回の、ハイトーンとシャウトを織り交ぜる表情豊かなボーカルを基調とした構成力の高い楽曲を次々と繰り出し、終盤に入ってライブハウスをダンスフロアに変えたバンドの力量を見届けましたので許してください。
このバンドの良さは同期とピアノにあります。清涼感のある音が、轟音からのちょうどいいブレイクタイムになっている。
名古屋では結構有名バンドになってきました。2月にはレコ発だそうです。頑張ってください。
THE STRANGE RASCAL
MCをしていたGt.OZさんから衝撃の告白
「実は、名古屋嫌いでした」
正直、分かる。ラウド系ロックバンドにとって、ライブは半ばパーティであり、オーディエンスのノリが悪いとライブ全体の出来に影響します。
そして、このブログでも何度か書いているように、全体的に名古屋のお客さんはシャイです。
保守的な市民性がどうたらこうたらって話ですが、逆に打ち解けてしまえばこっちのもんです。現に、のーなしは会場を見事に躍らせていました。
ストラスもまた、名古屋という場所に、ある意味でやられ、それでもめげずにコミュニケートを続け、ライブでの手ごたえを感じるたびに名古屋のライブを好きになってくれたという。
「だから先月は3回も来ました!」
そして来月も来るそうです。そんなメインアクターのライブは、人も音も楽しそうに跳ね回る最高のものでした。
シャウトも煽りも良いですが、ライブ映えする楽曲の数々が本当に良かった。
今回はレコ発も兼ねたツアーですが、一度ライブに行ってその躍動的な肉体性に触れてほしいと思えるバンドです。
CDオンラインで買いました、感想書きますのでまたライブにも行くと思います。
とりあえず今日は耳を安静にしています 笑