炭素循環農法 私のまとめ | 「無肥料無農薬栽培」と「農業で食べていく」こと

「無肥料無農薬栽培」と「農業で食べていく」こと

無肥料、無農薬で栽培するのが最終目標。

新規就農して農業で食べていくにはどうすればいいか?

無肥料、無農薬栽培を実践していて、この炭素循環農法を知った時
いろいろな疑問が解決して光が差すようでした。

農薬だけではなく、肥料も有害だったんです。

いろんな方が解説されているのですが私は◎4単純なので
炭素循環農法のHPの中に記載されていることだけ、理解できたとこだけをまとめようと思います。

【炭素循環農法】

事実(こうなれば炭素循環農法)
農薬、科学肥料を使わない。
高炭素資材を使う。
虫が食べない。
慣行農法の収量の2倍以上。
団粒層が1m以上。


☆手順☆
1・耕作地全面に高炭素資材を均等に広げる。

2・土と高炭素資材(緑肥)を表層5cmで混ぜる。

3・種、苗を植える。

4・収穫する。

5・収穫当日もしくは翌日に1に戻る。

これだけです。

いろいろなことが詳しく書かれていますがまずはここまで。


【ちょっと解説】
肥料=有機肥料、堆肥、緑肥(マメ科)もダメ。

農薬=自然農薬、牛乳、わさび、などもダメ。

高炭素資材=硬い植物体。
 廃菌床、剪定チップ、枝、竹、ワラ、もみ、トウモロコシ体、エンバク、など。
 ※針葉樹は1ヶ月山積みにして、発酵してから使う。
 広葉樹はそのまま使える。


高炭素資材の量=3~9kg/㎡/1作


 3kg/㎡が基本で水分が多い生の資材などではさらに2倍~3倍。
 廃菌床なら1作、1個/㎡。1kg/㎡。


 転換初期なら無理せず1kg/㎡/1作。

1㎥×収穫月数/100㎡
 1ヶ月で1cm消費。1年で12~20cm入れる。
 1㎥=1m×1m×1m=1cm×1m×1m×100=1cm×100㎡


 畑が5反、収穫まで2ヶ月の葉野菜だとすると。
 1反=10a。10a=1000㎡。1000㎡÷100㎡=10㎥。10×2ヶ月=20㎥


 20㎥の高炭素資材を入れる。


 野菜が栽培されてるときは高炭素資材を入れられないから、
 収穫にかかる月の倍数分入れてしまう。
 ※わかりにくいですね。すいません。


表層5cmで混ぜる=酸素を入れるため。
 土がよくなってきたら深くしてよい。5cmずつ深くする。機械で混ぜられる25cmまで。

団粒層が1m以上=畑に棒を差して1m以上刺さる畑。
1m入って畑と言える。慣行農法と同じ収量になる。
1年で70cm入る。2年で1.5m。2年で慣行農法の収量を超える。


収穫当日、翌日にすぐ種撒き、定植=野菜が常に植えてある状態にする。
植物の根が土をやわらかくする。
土ができれば、密植する。大きくなりすぎるから。

その他
水はけを良くする=高畝、安閑、排水溝

緑肥=エンバク、トウモロコシなど
 枯らさない。緑のまま、生きたまま混ぜる。種がついてから、立ったまま混ぜる。


これでダメでしたら炭素循環農法のHPを検索して、200回読んでください。
私も失敗したら200回読み直します。

さすがに単純にしすぎたかな。
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