無肥料、農薬不使用栽培で安全で美味しい | 「無肥料無農薬栽培」と「農業で食べていく」こと

「無肥料無農薬栽培」と「農業で食べていく」こと

無肥料、無農薬で栽培するのが最終目標。

新規就農して農業で食べていくにはどうすればいいか?

栽培理念


・無肥料、農薬不使用栽培で安全で美味しい

・高生産性で食料問題を解決

・地元の群馬を生産で元気にする


【無肥料、農薬不使用栽培で安全で美味しい】


私は栽培当初、農薬や科学肥料に頼った栽培をしていました。

最初に始めたのは葉野菜のキャベツ、ブロッコリー。

種をまき、発芽した苗を畑に定植するやいなや、モンシロチョウ、アワノメイガなどの虫が大量発生。


これはいけないと、農薬を規定どおり散布。

しかし、またすぐに虫が大量発生。そしてまた農薬を散布。


なんとか収穫できた野菜。初めて収穫なので、もちろん味見をしようと思いました。


しかし…。規定以内とはいえ、何度も農薬を自分でかけています。

こんなの食べられない。


その時私は収穫したキレイなキャベツを畑に捨てました。

自分が食べたくないものを人に食べさせるわけにはいかない。


そう思い、失敗や試行錯誤を繰り返しながら、農薬不使用で栽培しています。




最近の農薬は残留が少なくなっているといわれています。

確かにそのようです。データが嘘でなければ。

また使用者が正しい量を守ればです。


除草剤を撒いて枯れないから濃度をあげてしまえ。なんて農家はいませんよね…。


きゅうりは収穫前の日まで使ってよい農薬があるんですよ。知ってました?

前日、収穫前のきゅうりにしたたり落ちるほどの農薬をかけて

次の日の朝に収穫して出荷してもいいですよ。


散布者の被爆もあります。

確かに残留は少なくなったかもしれません。

しかし、散布者はどうでしょうか?直接被爆する農家は果たして安全でしょうか?


農薬、肥料は土、川などを汚染します。

農業は自然に良いみたいな印象ですが、これでは環境破壊です。


農薬、肥料はとても高いです。農薬や肥料は会社などがもうかるためにあるんです。

使わずに作れるならコストも抑えられますよね。


私は虫が大嫌いです。

そして、それ以上に虫を殺すのが大嫌いです。


虫を殺したら、私もこんな風にされても仕方ないな。といつも思っています。

地球に人間より強い生き物が生まれたら虫のようにされても文句が言えないということです。


虫は分解者。腐ったものを分解して植物が使えるようにするのが役目。

ということは、虫食い野菜はなんなんでしょう?


肥料を大量に与え、窒素過剰になった作物は虫のごちそうになります。

虫が食べる野菜は苦味が強くえぐい味です。


肥料を使わないことで美味しい野菜をつくることができるんです。