ダメ、絶対。
恐怖シリーズ第三日。
「子供の恐怖」
車の教習の一つに、急ブレーキや急ハンドルがあります。
危険を察知したときにどう対応するかを練習するもので、
シミュレーターというゲーセンのカーゲームのような機械を使います。
以前は実車を使い、教習所内でやっていたそうですが、
どこかの教習所でブレーキとアクセルを踏み間違えて正面衝突、
などということがあってこのような形になったんだとか。
勇者だ。
で、シミュレーター。
今回は複数教習なので僕ともう一人、女の子が同時に教習を受けます。
交替で運転をするので、前の人のを見ていると自分の番では少し楽になります。
その女の子が、急ハンドルか急ブレーキかを考える危険予測運転を先にやりました。
見通しの悪い交通整理の行われていない交差点が続く道で、危険予測をしながら走行し、有事には急ブレーキや急ハンドルで対処する、というもの。
バックミラーにはピッタリとくっついてくる後続車。
対抗車線にはたくさんの駐車車両。
と、来ればもちろん起きる危険は
子供の飛び出し。
案の定、子供がポーンと飛び出してきます。
キキィーーーー
ズゴン
後続車に追突されました。
それを見ていた僕は、自分の番ではしっかり通過してやろうと目論んでいました。
僕の番。
やはり同じシチュエーションで子供が飛び出してきます。
でりゃー!
ギュルルルルル
急ハンドルで子供を見事に避けます。
もちろんブレーキなど踏まず、一瞬で子供を抜き去
子供、まさかのUターン。
グチャ
教官「ほらねー、子供は何を考えているかわからないでしょー」
僕には決然とした自殺願望のある子供だったとしか思えません。
今日の教訓
人を殺すと気ぃ悪い。