去る4月2日、今回で3回目になる、
「お寺deヨガ」
が開催されました。
真言宗とヨガは共通点がたくさんあります。
共にマントラ(真言)とアーサナ(姿勢)とムドラー(印契)を使い、心身を深い瞑想状態(サマーディ)に導いていきます。
両者はインドという親から生まれた兄弟みたいなもの。
違ったタイプの二つのヨーガで深いサマーディに至っていただけましたら、と思いつつ、このイベントに取り組んでいます。
今回は、本格的に告知をする前に申し込みが一杯になりました!ありがたい事です。
イベント当日、はじめ快晴でした。
まずはじめは、ご協賛いただいています石原果樹園さまで、梨の花のお花見&散歩。
石原果樹園さま
http://www.ifar
なのですが、今年はまだ花はつぼみでした。
例年でしたら満開の時期なのですが、残念です💦
お散歩しながら、皆さんお寺に到着。
住職の案内で、お寺の本堂に参拝したあと、いよいよ、ヨーガのスタートです!
今回は、生本先生オリジナルのメニュー
「マンダラヨガ」
円の動きを中心に、瞑想に適した身体作りに特化したヨーガです。
マンダラは、「本質」「円」をあらわす言葉です。真言宗やチベット仏教で祈りや瞑想で使われる、放射状の図形を表す言葉としても知られています。
マンダラとは
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E6%9B%BC%E8%8D%BC%E7%BE%85
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E6%9B%BC%E8%8D%BC%E7%BE%85
それと同時に、人類共通の潜在意識の中にある図形としても知られています。
前世紀に心理学者のユングによって発見されたのですが、全ての人は心の奥底にマンダラを持っているのです。
ヨーガと瞑想によって、心の深部にいたる癒しを。そう思いつつ、今回のイベントに取り組みました。
ヨーガで、瞑想に適した身体作りをしていただき、リラックスしていただきました後は、真言宗の瞑想「月輪観」です。
真言宗では人の心の奥底に、人間本来の清らかな心、清らかな満月があると教えます。
胸に光輝く満月をイメージする事で、澄み切った心を露わにしていきます。
瞑想は住職のリードで行いました。
胸に満月を。
光が広がり、体を包み
また広がり、お寺を包み
さらに広がり、全世界を包みこんでいきます。
途中まで、皆さんの意識の集中が導師の私に押し寄せ、思考を巡らすのが不可能な状態になりました。
第一回の「お寺deヨガ」では、そのままテンションが高まり続けていきました。
今回も同じかと思いましたが、途中から、私を締め付ける力が弱くなりました。
テンションも緩やかに下がっていきました。
おそらく、月輪観は、「満月」をハッキリしたエッジで思い浮かべる事で、より効力を発揮するのだと思います。
光でも緩やかで良いのですが、独特のこの世ならぬ集中の高まりを実現したいなら、「ハッキリしたエッジの満月」を思い浮かべた方が効果的でしょう。
どちらの実現を目指して瞑想するか。
色々と私にとっても勉強になりました。
その後、写経、夕勤行を体験していただいて、イベント終了いたしました。
参加者の皆さん、石原果樹園さま、生本先生、本当にありがとうございました!
今回は準備もかなりバタバタし、また、途中気温も下がり、反省点が多々ありました。
次回、改善させていただきたく、存じます。
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