先日、もんじゅまさき先生を迎えての、瞑想会が鶯梅院で行われました。
今回で2回目になりました瞑想会ですが、今回も「音」に焦点を当てた瞑想をご指導いただきました。
最初は住職の「阿息観」でスタート。
「阿息観」は、「ア」という音声に意識を集中する真言宗に伝わる瞑想です。
人間の意識の根底にある音、根元に戻してくれる音、それが「ア」音です。
阿息観の終わりました後、もんじゅ先生から、人間の体のつくりは、もともと「ア」の音しか自然には出なくなっている、という説明を、いただきました。
「ア」しか出せないノドから、周りの音声を聞いて、声帯を鍛え音を変化させる事で、「言葉」が生まれてくるのです。
お話の後、もんじゅ先生のリードで瞑想が始まりました。
右手をハートに当て、誘導音に声を乗せつつ、「ア」の音を出していきます。
私は、自身が阿息観を行なっている時はシャンとしていました（それだけ緊張が残っていたのだと思います。）
しかし、もんじゅ先生のリードがはじまった途端、脳の疲労が一気に吹き出てきました。
「自分はこんなに疲れていたのか」
そう思いました。
また、意識の下に押し込めていた悩みが表面に出てきました。人間関係・寺の運営方針・・・
その為、瞑想が終わりました後は、少し暗い気分でした。
その後、もんじゅ先生から、
「レディナダ」
を手首につけるよう指示がありました。
「レディナダ」とは、「オーラソーマ」というセラピーで使用される、心身の浄化に使われる「クイントエッセンス」と呼ばれるものの一種です。
手首に塗り込み、匂いを吸い込み、体全体を清めていきます。
アロマに似たもの、と言えばわかりやすいかも。
また、仏教に興味のあられる方には、塗香のようなもの、と言えば良いでしょうか。使い方もほぼ塗香と一緒です。
●クイントエッセンスとは
http://artbeing.com/m/aura-soma/quickguide/quintessence.html
体の周辺の電磁気的なフィールドの変化は顕著で、気感が無い方にも、体が電磁気なものに覆われている事、そしてそれが変化した事が理解していただきやすかったのではないかと思います。
レディナダで心身共にリフレッシュした状態で再びハートに手を置き、「アー」の音を響かせます。
先ほどの瞑想で表出した暗い感情がどんどん消えていきます。「現実を受容する」事が進んでいき、気持ちが緩やかに、明るくなっていきます。
最後は、もんじゅ先生のリードの浄化の瞑想で終了。
素晴らしい時間をいただきました。
もんじゅ先生、ご参加いただきました皆さん、ありがとうございました！
檀家さんにオーラソーマの先生がおり、4年間ほど私自身、オーラソーマを使って瞑想していましたが、その有効性を改めて実感しました。
また、以前はアロマオイルのサンダルウッド（白檀）を瞑想会で頻繁に使っていましたが、最近はそれをしていませんでした（サンダルウッドの瓶が行方不明になってしまいました(^^;;）
しかしながら、今回の瞑想会で改めて、そういったものを使用する有効性を実感しました。
今後は、自身のリードする瞑想会でも、使っていきたいと思います。
ありがたい事に、もんじゅ先生には、4月にもご指導いただける事になりました！
皆様是非おいで下さい。
次回開催は、
4月9日 18時〜21時
鶯梅院にて。
参加ご希望の方は
0869424710
zenryosirozenryo@gmail.com
までご連絡ください。
