◆今日は開帳最終日でした◆
今日は、12月16日から始まりました、鶯梅院本尊、秘仏 薬師如来さまのご開帳の、最終日でした。
今日の夕方5時には、開帳は終わり、閉扉法要が始まりました。
檀家総代の皆様、縁あって閉扉法要に列席して下さいました皆様、ありがとうございました！
「薬師如来要文経」三巻
「般若心経」一巻
薬師如来真言 49回
回向文
を参列者、皆でお唱えしました。
その後、最後に参列者の皆様にお薬師さまのご尊顔をお近くで拝していただき、閉扉の作法に移りました。
皆様の薬師如来真言が響く中、善の綱を本尊さまの指から住職が外し、総代さまが左右から、扉を閉じました。
60数年ぶりのご開帳も、これで終わりました。
非常に名残惜しい、寂しい気持ちもあり、肩の荷がおりたようでもあり。
ただ、これで仏様とお別れ、ではありません。
祈りを通じて、仏様の優しさを感じた時、それは仏が私に力を下さった時、仏の力が私の一部になった時です。
我々が仏に祈りを捧げる時。それは私達の気持ちが仏の一部になった時です。
お薬師さまは、参拝された皆様の血肉となって、常に共におられます。同行二人、は弘法大師様限った話ではありません。
また、参拝された皆様の祈りは、本尊さまのお力という形で、長く長く、生き続けると思います。
ご参拝いただきました皆様のお力が、また、お寺に参拝された方を励まし、癒す力に変わっていくと思います。
お寺は、祈りを捧げる皆様に支えられています。
今回の開帳期間中、およそ800名の方に、ご参拝いただきました。
本当に、皆様ご参拝ありがとうございました！
また、この度の開帳は、地域のご寺院さま・檀家総代さまをはじめ、多くの方々のご協力なしでは到底出来ませんでした。
ご協力いただきました皆様に、厚く御礼申し上げます！
開帳期間は、9時〜17時までは、必ず留守番の方がおりましたが、これからは、そうではありません。
法事などで住職が留守の場合も多々ございます。
お参りの際には
086 942 4710（鶯梅院）
までご連絡下さい。
皆様のご再訪、心よりお待ち申し上げます。