「厄払い薬師」厄年・祝い年祈願 | 鶯梅院 住職のブログ

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◆「厄払い薬師」厄年・祝い年祈願
 厄年・祝い年は古来より、人生の一大転機の時期と伝えられています。この時期をより良く、すごすため、下記要綱で厄年の御祈願をさせていただきます。
 皆様是非、おいで下さい。

●日時 一月三〇日  
午前九時~ 大般若祈祷法要
●場所 鶯梅院
(岡山市東区西隆寺一〇一〇)
●祈祷料 五〇〇〇円
※お札は郵送も可能です。
 
○鶯梅院の厄年祈願は「次の厄年までのご健勝と運気向上」をお祈りさせていただいています。
 お札を受けられた方は、次の厄年までお守りとしてお札を大切におまつり下さい。
○上記の表で厄年・祝い年を確認下さい
○御祈願をご希望の方は下記にお申込み下さい。
 ◆お申込み・お問い合わせ
  ℡ 086ー942―4710    FAX086ー942―4825
 (鶯梅院)

◆「還暦は厄年?祝い年?」
厄年祈願をしていまして、よく聞かれますのが
「還暦は厄年?祝い年?」
という事です。

そもそも厄年とはなんでしょうか?

一般的には
「男が25歳・42歳・61歳 女が19歳・33歳・37歳・61歳」
(鶯梅院では、25歳と、42歳は古式にのっとり男女の別をもうけていません。)
が厄年と言われます。
よく似たものに「祝い歳」がございます
一般的に流布しているものは
「61歳・70歳・77歳・80歳・
88歳・90歳・99歳・100歳」
でございます

さて、「61歳」還暦は厄年なのでしょうか?祝い年なのでしょうか?
そもそも現在でいう祝い歳と厄年は古来は同一視されておったケースが多々ございます。

『日本民俗大辞典』には、以下の記述があります。
「厄年を生命力の衰退の年と受け取るか生命力の更新の年と受け取るかによっ
て厄年と年祝いの性質を持つことになり、それぞれの地域によって厄年・年祝い・厄年祝いという名称が用いられている。」
「厄年」と言われる人生の大きな節目の時は、これまで持っていたエネルギーが衰退していく、今までの人生に対する姿勢が通じなくなって来る歳です。

それで「厄年」ととらえる訳ですが、逆に、古い自分が死に、新しく生まれ変わる生命力の更新の時、と、とらえる事もできます。そういった見方をすると「祝い歳」という呼び名になります。

厄と祝い、幸不幸は、表裏一体。
古代の日本人はそう考えていました。

当院では伝統的に古代のそれと同じく厄年と祝い年を同一のものと認識しております

厄年に当たられる方に対しまして当院では、
「人生の節目に起こる変化が、より良い、ポジティブなものになるよう」
祈らさせていただいています。