スマナサーラ長老 による瞑想の初心者指導を受けてきた。

自分を変える気づきの瞑想法 という本を読んで、
何度か瞑想にトライしていたものの、確信が持てずにいた。
直接指導が受けたいと思っていたが、それがようやく実現した。

本を読んだだけで、瞑想らしくやってみても眠くなるだけだ。
やはり、実際に指導を受けたほうがいい。
いや、指導を受けないと始まらない。
本当の瞑想は単純ではあるが、
真剣にやると眠くなる余裕などないものらしい。

真剣にやれば、数日で心が落ち着いてくるらしいが、はたしてどうなるか?
とにかく今日、明日やってみようと思っている。

スマナサーラ長老 の瞑想の指導はとてもすばらしく、
いい話もたくさん聞けたのですが、
なかで「怠け」についての話が、ことのほか身にしみた。

この「怠け」というのは、人なら必ず持っている障害みたいなもの。
怠け」の多い人は、凡人で終わる

実は、「怠け」を克服する方法がある
それは「背筋をのばす」ことだ。
いいスポーツ選手は、背筋がピンとしている、「怠け」がないからだ。

また、先日亡くなったマイケル・ジャクソン
歌がうまいのももちろんだが、そのダンスは人を魅了してやまない。
マイケルのそっくりさんが、そっくりのダンスを披露しても
やっぱりマイケルのダンスには、似ても似つかないダンスになってしまうという。
なぜか?

スマナサーラ長老の観察によると、
本物のマイケル・ジャクソンのダンスは完璧だからだそうだ。
そのマイケルの情熱は背筋に出ている。
マイケルの背筋は、立っても曲げても常にピンとしているのだそうだ。

ゴルフの石川遼くんも背筋がピンとしている。
だから、爽やかで人をひきつけるらしい。

ナットク!
最近、食事をとっているときでさえ、最後まで姿勢を保てず、
背筋がまるくなる私にはとっても耳が痛い話。
これでも、若い頃は姿勢がよいと言われたが、
闇雲に年令を重ねて、「怠け」ものになってしまったか?

背筋を伸ばしていると、背中の筋肉が痛くなってしまう。
きっと背筋が弱ってるからなのでしょう。
いつの頃から、背中に楽をさせるくせができてしまった。

かく言う、スマナサーラ長老の背筋はピンとしていて、瞑想の姿も美しい。

この背筋を伸ばす大切さを聞いただけでも、
今回の瞑想会に参加したかいがあるというものだ。

おっと、キーボードをたたいている背中がラクしたがっている。
背筋がキリキリ痛い、また丸くなってきたー。
怠け者脱出の出口はまだまだ遠そうだ。

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ここ数ヶ月大切にしてきた皮膚常在菌なのに・・・
今日は、手足両方とも殺菌する羽目になったあせる

昨日書いたように、今日は障害者支援員の仕事体験
待っていたのは、お風呂の介助
自分の洗髪そしてボディ、顔すべてに石鹸を使わない私が
お風呂介助では、シャンプーを泡立ててごしごし、
ボディーソープをたっぷり泡立て、ナイロンタオルでゴシゴシ!

常在菌が流れてしまっても、とりあえず手だけだし、そこまでは眼をつぶる。
しかしそれだけじゃなかった。
さらに、風呂場から引き上げるときには、足をミューズ石鹸で洗うように言われたのだっ!
えーん、足までぇ・・・「やっぱこの仕事だめだわぁ」と心で思った。
でも、こんなこと断る理由にはなるまい。
「はぁ~?」って言われるのがオチだ。

それにしても、老齢なのに、
こんなに、石鹸をたっぷりつけて皮脂を落としていいものだろうか?
しかも、化繊のタオルでは、皮膚に傷がつく。
誰もまったく、疑問をもっていないのだろうか。
そして風呂あがりには、ありとあらゆる薬を塗りたくられるのだ。

短気にも、この仕事を縁がなかったとあきらめようと思ったが、ちょっと待てよ!
脱石鹸というこだわりを持ってしまったために、就く仕事が制約されるのは良くない。
これは、私のエゴである。
やり方は私の理想とは違うが、この仕事自体は良い趣旨なのだ。

そういえば、昼食はもちろん玄米でもないし、ちゃーんとお肉が入っていた。
これも私のポリシーと違う。

人はひとりで生きているわけではない。
たくさんの人に助けられて生きている。
自分のやり方が通らないこともある。
今は、人のやり方を尊重しよう。いつか賛同者が増えれば語れる日も来よう。
でも、自分の足だけはミューズで洗ったフリを決め込むことにした。
どうせ慣れれば、誰も気にしまい。

それと昼食、
食事介助をしながらなので、どうせちゃんと食べられない。
1日2食ちゃんと食べられればいいさ。

で、何の資格もないのに、いきなり正規の職員は恐れ多いので、
とりあえずバイトからお願いしま~す。ということになった。
来週、農園をちゃんとやめてから、開始日を決めることにした。
農業はとりあえず、生活のためちょっとお休みしますけど、やめませんよー。

心なしか、ミューズで洗った足がかゆいショック!
昨日に引き続き、今朝ははよから、ハローワークへ行ってきた。
そして、紹介状を携えて、知的障害者更正施設とやらへ。

更正施設って何?
よくわからないが、とにかく作文を書いて、面接を受けた。
週に一度は宿直があり、まったく寝られないということと、
社会福祉法人で、つぶれることがないということを聞かされた。

そして、とりあえず施設見学へ。
通所」部、「入所」部ってのがあるらしい。
たぶん、デイケア的通いが「通所」で滞在型が「入所」ってことだろう。
最初は通所の人たちがチラホラ。
みんな、自立のために職業訓練を行なっているところなのだろう。
それほど、普通の人と違わない。

そして、入所部へ。
車椅子に乗っている人、テレビにはりついている人・・・実に三者三様。
知的障害というと、若干意思疎通に時間がかかるくらいのものと思ってたら甘かった。
生まれて初めて「介護度」というものを意識した。
話によると、頭が洗えない、洋服の脱ぎ着ができない、ボタンがかけられない、ひとりでトイレにいけない・・
できないことが実に人それぞれらしい、それをひとりひとり覚える必要がある。

みなさんと、気持ちよく農作業ができるなんて思いは崩れ去った。
とにかくやるしかあるまい。
資格がなくても、そこそこ給与がいいわけが、ようやくわかった。

施設の入り口には、みなさんが作った小ぶりだがおいしそうな、なすやきゅうりが・・
でも、今の私には味わう余裕がない!
明日は朝から体験なのだ。