アレルギー性鼻炎入院2日目 尿道カテーテル | 101運転代行~お殿様日記~

アレルギー性鼻炎入院2日目 尿道カテーテル

2012-5-17
手術当日
何時に目が覚めたのかは覚えてないが
きっと6時ぐらいだろうか
このときはまだ手術に対する恐怖や不安も無かった。
手術室搬入予定時間が14時だったので
それまで暇つぶしと言うか
ただ、単にボーっとしていただけだった。

手術前に友達がきてくれて
いろいろ全身麻酔について話て
予定の時刻よりも1時間伸びて15時に搬入
看護婦さんに付き添われて
「大丈夫?怖くない?」ってww
おめぇ明らかに俺より年下っぽいぞ?
って思ったけど。
「まだ大丈夫。全身麻酔ワクワクする!」とか言ってた。

手術台に乗せられて
麻酔科の先生が話しかけてくる
「まだ大丈夫ですよー。楽にしてくださいねー」
映画等で見るとおりの手術台に乗りピコンピコンいろんな装置をつけられる
麻酔科の先生が「まだ眠くならないよー大きく息を吸って~」
等と言ってたので
油断してたら次の瞬間
「大丈夫ですか?わかりますか~?」
おいwちょっとまてやwww
数かぞえる場面とかなかったぞおい!

手術後は10分毎に看護婦さんが病室に来て
血圧を測ってくれて、酸素マスクをつけたまま
病室でボーっと携帯いじってた。
「携帯イジれるなんてすごいですねー」
この、言葉の意味を知るまでに
そう時間は必要なかった。

やつが・・来たのだ・・・・
「激痛」
鼻のあたり、そして陰部。
尿道カテーテル初体験の俺としては
どういう仕組みなのかまったく知らなかったので
えw?なにこれ?勝手に出るの?それとも出すの?えw?
みたいになってました。
看護婦さんに「痛い!痛いです!この下のをのけてください!」
「大丈夫ですか?鼻は?」
「鼻よりも下です!下!」
って、1時間ぐらい懇願したら。
「術後6時間が経過したらはずしましょう!」
うっしゃ。なんかこれ繋がれてると
変に動けないと言うかなんていうか。。。。
ちょっと動いただけでも、ひっかかった感じがするというか
もう二度と体験したくない事ですね。

「座薬は初めて?」
夜中の病室に看護婦さんのささやくような声が響き渡る。
「あ、はい・・・」
少し照れるように答えると
「じゃ・・・横・・向いて・・くれるかな・・・///」
まずい・・・ここで勃ったらカテーテルが圧迫されて余計に!
など、とくだらない事を考えてると
ブチュ。

効果音をつけるならこれが妥当だと思う。
座薬挿入完了のお知らせである。

これからさらに30分程放置して
座薬の効果が現れた頃に再び看護婦さん登場
「それでは抜きますよー」
慣れた手付きで作業をする
カテーテルの管を圧迫している溶液を抜き取る。
そして
「ごめんなさいねー」
ん?何について謝ってるのだろう?
そう思った瞬間!!!!!!!!!
ジュルンッ♪


はぁぅっ!んっ・・・ってぇ・・。

長さ30cm程だろうか
マジマジとは見せてもらえなかったが
ニョロンとした影が。
ここで看護婦さんが
「術後初めて立つときは付き添いが必要なんですよー今たちます?」
おれはトイレに行ってみようと思ったので「たちます」
そしてトイレに行ったのだが・・・・。

おしっこを出そうとすると
なんていうんだろう。
経験したことの無いような激痛。
おしっこが通る道。
すなわち尿道で牛追い祭りが開催されてるかのような痛み。
1mlも出さないうちに
病室へ戻る。

病室に戻ってすぐに
「尿道 カテーテル 激痛」で検索。
しばらくその痛みは続くだの
いろいろ書かれており
一気に不安が・・・・

おしっこも出せない
鼻も痛い
おしっこが怖い・・・
なんだよ・・・なんでだよ・・・・。
散々ばかにしてきたおしっこに
いまこんなにも恐れているなんて・・・。
情けないよ・・・・。

何回かトイレに行って挑戦してみたものの
激痛は治らないので
とりあえず時間をあけてみることに。
6時間程だろうか
考えに考えた。

下から出る分は
嘔吐できないのだろうか?
尿道を通らず、排尿するにはどうすればいいのか?
考えれば考えるほどに不安になる

そうこうしているうちに
さまざまな考え方が出てきた
1、おしっこをためると、出るときに激痛が伴うので痛みは1回で終わらせたい。
2、おしっこを小分けにして、激痛を分散させる数回の痛みはあるが、時間的には短いハズ。
3、おしっこをためて睾丸を握りつぶしながら排尿して誤魔化す。


そこで次にトイレに行ってみた
(排尿vs俺)である。
痛みに恐れながら
ゆっくり、ゆっくりと弁を開く・・・
じわり・・じわり・・
ドドドドド・・・流れるよに出てくる尿。

ハッと我に返り弁を閉める
キュキュッ!

かなりの激痛が尿道を走る!
「くっ!」
しかしここで気づいた事がひとつある。
出るときと、とめるとき。
それ以外、つまり出ている時は痛みがないのだ。
一気にテンションが上がった俺は
ここぞとばかりに排尿したのであった。
それから6~10回ぐらいは痛みはあったが
その痛みがなくなったらもう大丈夫だ。

なぜここまで細かく書くかと言うと
ここまで細かく書いていた記事がなかったので
尿道カテーテルの恐怖に怯えた子羊たちの力になりたくてね。
そうだな・・・この記事の題は「尿道カテーテル」にしておこうか。