随分長い間留守にしておりました。

 

コロナ禍の中にあり、これからどう生きるか?

そんなこんなの思い書くというより書けるような気がしています。

 

 

私がパーキンソン病の薬を飲み始めたのは26歳の時からで昭和58年10月、発病はいつなのかは今となっては全く分かりません。

丸々37年間パーキンソン病の薬と試行錯誤の日々でした。

いろんなタイプのお医者さんともかかわってきました。

60歳を超えたころから、予後のことを真剣に考えるようになりました。その中で一番考えるの事は「薬の副作用」のことです。

40年近くを神経に作用する薬を飲み続けて脳神経に何も影響がないとは考えられない。

 

 

以前主治医だったk先生が言われていた「僕は重篤化した末期に近いパーキンソン病の患者さんにはできるだけ薬は少なく出すようにしています」といことを考えるようになっていました。

 

 

そして阪大の教授から刀根山病院の院長を経て個人でクリニックを開業されたs先生のことがずっと気になっていました。

 

昨年先生はクリニックを開業されました。

 

クリニックの名前は「オーガニッククリニック」

 

クリニックの趣旨は

          病気ではなく患者さまを治す   以下ホームページより

 

オーガニッククリニックとは

なるべく投薬せず、からだが一定の状態を保とうとする能力を利用して病気ではなく患者さまを治すことを目標にしているクリニックです。 現在の医療は「臓器ごとに疾病を治療する」診療科制になっています。しかし、ヒトの体は部品の集合体ではありませんので、慢性疾患の場合は部品(臓器)を修理しても全体(個体)として改善しないケースが多々みられます。 このクリニックでは、臓器ではなく 、また個体だけでもなく、食生活(腸内細菌との調和)、睡眠、運動、生活リズム(太陽光との関係)など、患者さまの生活状況すべてを眺めて体の不調を治すことを目指しています。

からだを整える

「睡眠」「食事」「運動」3つのアプローチで調和をはかります。 睡眠においては夜だけではなく日中の過ごし方が大切です。光を利用することで体内リズムを正常化するのもその一つです。食事においては添加物や砂糖摂取を極力少なくし、発酵食品を多く摂る。「食事」でもリズムを作ります(腹時計)。「運動」は大切ですが、その時姿勢も忘れてはなりません。 この3つを整えることで、ガンやさまざまな疾患、パーキンソン病から認知症までをも改善が期待できます。

 

 

「睡眠」

睡眠薬は常用すると決して睡眠は深くなりません。眠れない場合は、日中の過ごし方を改善する必要があります。また睡眠時無呼吸低呼吸症候群(SAHS)は何か病気を持っておられる方にとっては注目すべき病態です。深い睡眠はどの薬よりも優れた治療方法になるからです。腎疾患、心疾患の進行を防ぐにはSAHSを是正することがやっと日本でも重要視されてきました。深い睡眠はその他、認知症、糖尿病、高血圧、線維筋痛症、各種神経痛、パーキンソン病、リュウマチ用関節炎、うつなど、ほとんどの病気でその進行を抑止することが知られつつあります。診断が難しい睡眠時低呼吸(大きないびきはない、痩せている)の発見を当院では重視しています。

 

 

「食事」(腸内環境)

ヒトは光と食べ物と共に進化してきました。食べ物に含まれている栄養素と合わせて、私たちと一緒に生活している腸内細菌の重要性が認知されてきました。最近では、腸内細菌が、癌免疫、心疾患、腎疾患、パーキンソン病、アルツハイマー病、うつ病、自閉症などと関係すると言われています。腸内細菌はまさに食べ物によって決定します。妊婦の時の食事、そして離乳食の食事でそのヒトの腸内細菌が決定しますので、お母さんになる方はそこを意識して頂きたいです。お元気な方は何を食べていても良いかもしれませんが、病気になったらまず食生活を注意しましょう。どんな病気でも食事療法は有効です。

 

 

「運動」(姿勢)

高齢者の方の場合、ジムで筋力を一律に鍛えれば良いかと言えばそれは疑問です。腰痛、肩こり、膝や股関節の痛み、外反母趾などは姿勢や歩行の仕方などに問題がある場合が多いと思います。体の筋骨格ネットワークは筋膜連携により成立していて、体は一つのシステムであり、部分のみのアプローチでは結局うまくいかないのです。体(筋肉)がスムーズに動くためには、筋肉を包む薄い組織膜「筋膜」の滑りの良さも重要です。筋膜リリースは、筋膜の滑りを改善しつつ、低下した筋力の出力を上げる(運動療法)ことで、体の姿勢や動きを整えていきます。

オーガニッククリニックの治療

深い眠りのために。(高照度光治療法)

太陽光とともに進化してきた私たちは日に当たることは大変大切です。お昼間に太陽光にあたりながら散歩することは、睡眠薬を服用するよりも体内リズムを整えて良質な深い眠りにつながります。それでもリズムが出ない場合は高照度光治療法で体内リズムを整える方法も有効です。


 

腸内環境を整えるために。(オゾン治療法)

食生活の改善で体内リズムを整えていきますが、食事には好みがあり変更は大変難しく時間がかかりますので、当院ではオゾン注腸療法で腸内の嫌気性菌を減らすことも行います。パーキンソン病、腎疾患、緑内障、癌、黄斑変性、網膜色素変性症、糖尿病などの疾患において安全で有効な方法です。


 

からだを維持するために。(筋膜リリース)

最近メディアでも話題になっている筋膜リリースとは、「筋膜を体全体にわたる張力ネットワーク」と考え、身体全体のバランス(硬く短くなった筋を和らげ、伸びた筋は鍛える)が得られるように筋膜にアプローチする手法です。痛みや不調がある箇所のみを治療するのではなく、体全体の問題として捉え不調を整え、腰痛や肩こりの改善に効果があるといわれています。「筋膜リリース」の治療では、姿勢や歩行のバランスや筋の硬さなどを診察し、優しく触れるだけですので痛みなどはほとんど感じられることはないかと思います。筋膜リリースを行いながら、その方にあった日常の運動や散歩について提案させていただきます。


 

食事制限について

どんな食事をしておられて、それをどのように徐々に改善させるべきかは時間のかかる作業になります。毎週水曜日に院長のコンセプトを理解した看護師が皆さんと一緒に考える機会を設けています。


 

S先生との関りは刀根山病院で「すくみ外来」を受診したのが始まりでした。

 

そのころから、あまり普通の神経内科医が言わないことに着目されていました。上の文章にあるようなことです。

 

公共の交通機関を自由に使えなくなっている私には大阪まで行くのは結構大変で中々行くことが出来なかったのですが、

この度のコロナ禍の影響でオンライン診察を始められて、先日一回だけいクリニックでの診察を受け以後、この考え方での治療も採り入れていくことにしました。

 

薬を完全にやめるつもりはありません。

 

先生は研究者なので、理論がそのまま治療に生かせるとも思っていません。

 

すべてが自然の物で治るとも思っていません。

 

私はこれからの「生きる」を「少しでも楽に」生きていきたいと思っています。

 

 

私は知らずにやっていたことが結果的に体にいいことだった言うことが時々ありました。今回のオーガニッククリニックでもそういうのがありました。

 

睡眠導眠剤を飲んでいます。

 

先生にそのことを伝えるといろいろ質問されました。

飲んでいる薬の名前を聞くとちょっとパソコンで調べてもう、なんというか根掘り葉掘り。何?そんなに悪い薬だった?

先生は夜の動きについて特に興味があったようでこの薬の中の成分で動きをよくする働きがあるのではないかと思うものがあって患者さんによっては昼間だしていることもあると言われました。マイスリー系の導眠剤には入っていないといわれました。

実をいうとこの薬を飲んで睡眠導眠剤としてはあまり良い効果があるとは私は思っていませんでした。まあー3時間ぐっすり眠れたらいいぐらいにしか思っていなくて、夜、トイレによく起きるのでその時、一人で行けるし、なんとなく飲んだ方がいいような気がしているということがありました。

私の一日の動きで一番悪いのは朝の薬を飲む前の5時頃から6時頃です。それでも夫を起こして連れて行ってもらうということは一度もありません。何とか起き上がれますし、特にふらつくときは「はい、はい」して行きますので問題は今のところありません。へーーもしかしたら、睡眠導眠剤の効果もあったのかなと思いました。

薬の成分は化学式で表示されています。

自然界の物もすべて、元素の組み合わせによってできています。みんなが知っている水はH2Oです。パーキンソン病の薬レオドパの化学式はC9H11NO4、自然界でパーキンソン病に効果があるというムクナ豆にもレオドパのパーキンソン病の症状に効果がある成分が元素としてはいっているだろうとは思っていましたが、それを科学的に解明しその人に処方でというのは研究しないと無理だろうと思っていました。

発酵することで化学式が違ってきたりします。

今回のコロナ禍では自己免疫力のことも関心がもたれるようになりました。

科学的にもオーガニック的な治療が広まればいいなと思っています。

私も何も問題なく移行できるとは思っていません。

日常生活も含めて発信出来たらいいなと思うのですが、、、、