つくり笑いがうまくなりました
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ルージュ引くたびに分ります
長い間、いつも「つくり笑い」しているように思っていました。
心の底から笑ったことがないように思っていました。
結婚して幸せになれると思っていました。
少女の夢見た「幸せ」は新婚3日目で音を立てて崩れたような?
新婚旅行から帰ったその日から夫の両親との同居は、大変だった。
(義母がアルツハイマー型認知症の初期だった。ほんとの初期)
その中でのパーキンソン病の発病。
思いだしたくもない。
いや、思いだせない。心の中で封印してしまったから。
子どもの頃から心から笑えない私、
でも、夫と恋愛中の頃は心から笑っていた。
結婚したらもっと笑えると思っていたのだけどなー。
待っていたのはまだらボケの義母、
今考えると義母も大変だったのだ。
私が嫁いだ時母はまだ60歳には成ってはいなかった。
そりゃー、本人隠すよね。
こんな私でも、「幸せになってもいい」「心から笑ってもいい」と思えるようになったのは徳島の徳島病院へリハビリ入院した時からだ。
徳島病院では平成21年からパーキンソン病に特化したリハビリを提供している。
ここでのリハビリテーションはスト レス解消を目標としていて,常に楽しみながらリハビリテーションを行うことを推奨している.
また,入院は8人ぐらいが同時に入院して、個別で行うもののほかにみんなで行う時間も有った。
患者同士の 連帯感が芽生えて,そのことがリハビリテーションを前向きに取り組めるようなメニューになっていた。
私が入院したのは2011年、東北に大災害の起こる2カ月前だった。
私のパーキンソン病との付き合い方が変ったのはこの時からである。
後に口角を上げるだけで脳は笑っていると勘違いするからというのもあると笑いヨガの中で学んだけど、やはり私は心から笑いたいと思う。