パン好きが血眼になる大阪・吹田のブランジェリーLe Sucre-Coeur(ル・シュクレ・クール)http://www.lesucrecoeur.com/岩永歩氏が昨年、同店隣にオープンさせたパティスリーは11月で1周年を迎えた。
男のスイーツbyスイーツ番長

岩永氏のフランス菓子への造詣を橋本太シェフの元でパティシエ、パティシェールたちが具現化する。
quai montebello (ケ モンテベロ)http://www.quaimontebello.com/ とはセーヌ川の中州シテ島のノートルダム大聖堂を望むパリ5区のモンテベロ河岸通りを表す。
そんな店名を掲げるパティスリーの店構えは岩永氏の心象風景のようだ。
洞窟めいたステンドグラスがはめ込まれた薄暗い店内は中世の寺院のよう。
アプローチからいやでもその世界観に胸が高鳴る。
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店内に入ると大きなテーブル1卓6席のサロンスペース。
ショーケースは見事なまでの統一感。
目指す方向性が一貫している証で、でもそこにストイックさとか独りよがりな感じはない。
ここまで凛としているケーキはみたことがない。
フルーツやフレッシュクリームなどのデコラティブな要素は排除し、賞などを意識したコンペティシブなものも見受けられず、主役はあくまでも“焼き”にこだわった伝統的なフランス菓子。

ショーケースの半分ぐらいは商品が売り切れていて補充が間に合っていない状態だったが、下記の3つをセレクト。

@タルトタタン(450円)
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この琥珀色は3時間リンゴをまるごとオープンで焼き上げたというつわもの。
奥の方から苦みと共にやってくるりんごの甘酸っぱさは俺が今まで食べたリンゴタルトの中で最強。
折パイ生地も素晴らしい。HPによると紅玉の時期のみのパティシェール渾身の一品だそう。

@キャラメルのサントノレ(470円)
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よくぞやってくれました!これぐらいに苦みの効いたキャラメルを俺は探していた。
サレなどと安易に塩に逃げずに臨界点の苦みを引き出しているようで、もう最高!
底から顔を出すロティッサージュされた洋梨がガツンときたキャラメルを沈めてくれてニクイニクイ!(笑)

@マカロン(ショコラオランジュ)
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自家製オレンジコンフィのカカオ分強めのガナッシュ。これまた俺のツボ。しかも少し割れて売り物にならないのでといわれて試食した品です(笑)。
でも、しっかりマカロン詰め合わせ6個入りをテイクアウトしてしまった。クリスマス限定のフレーズピスターシュが色味も可愛く美味だったよ。

ここまで“焼き感”に素晴らしいものがあると、試したくなっッてしまったのが@カヌレ・ボルドレ(150円)
樹皮のようにからりとした蜜蝋の表目とラムとヴァニラの香り立つもっちりした芯のコントラストは絶妙。
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ケ モンテベロは地元でないととても便が悪い立地だけれど、スイーツ好きなら是非足を運んでほしい店の一つだね。
フランス菓子というと、ベタに砂糖甘いものだと敬遠してしまう男たちがいるかもしれないけれど、“焼き”によるパティシエたちの甘さへの確信犯的な所作により、フランス菓子の表面しか知らない舌に痺れを与えてくれるよ!

帰りには、ル・シュクレクールでパンもしっかりと買って帰りました。(笑)
まんまと岩永氏の戦略に落ちた番長であった(笑)。

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quai montebello (ケ モンテベロ) http://www.quaimontebello.com/ 
住所:吹田市岸部北5-20-3
電話:06-6339-8880
営業:10:00~20:00 サロン11:00~19:00 水曜、第3木曜日定休

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