京都市内でも山深い花脊という浮世離れした地で、摘草料理で有名な料理旅館「美山荘 」。
四代目当主の中東久人氏は2006年に新器(うつわ)ブランドのOKU をたちあげた。
料理人の立場からプロデュースされる器は保温性のある器や熱くても持ちやすい器、そして女性が持って美しいという器で、すべてがシンプルで機能的かつ個性的です。


そのギャラリーカフェが浮世の地、祇園に2008年3月にオープンした。


町屋をリノベートした、光溢れる坪庭と白い空間に高貴な紫のダイニングチェアーの1Fと、格子と簾から差し込む陽りのシックな雰囲気の2F。どちらも天板の木目が美しいテーブル とOKUの器で美山荘テイストのおばんざいやスイーツが楽しめる。
こういうシチュエーションはワクワクするねぇ(笑)。



@ガトーセット(1800円)


花脊の湧水を使って、本蕨粉、蜜は和三盆、そこにきな粉とくれば、そりゃあ、もう「はんなり」とした美味しさの蕨餅。蜜がサラサラで後味が驚くほどにさっぱり。


蓬アイスクリームは、いい意味で「草」感があって、さすが摘草料理の宿(笑)。自家製パイスティック添えは添え物で終わらせない完成度。(アイスクリームは季節によって異なります)


抹茶のダグワーズの中は生クリームと美山荘で炊かれた小豆がはいっている。これお土産にしたい(笑)。焼き菓子でコンナに抹茶が香るなんて素晴らしい。



@OKUプリン(700円)


この器、カッコいいねぇ。このピッチャーのセンスは最高。プリンでテンション最高潮(笑)。
美山の地鶏卵に最高級の生クリームをふんだんに使い、卵が凝固するぎりぎりの70℃でじっくりと1時間半蒸らすというプリンは、表面側はクリーミーで滑らかなのに底の方は シッカリとした食感でバニラを強く感じる。スプーンに載ったプリンの真中に境があって左右の色の違いが見てとれるかな?


サラサラのカラメルにはアニス(八角)が使われていてスパイシー。この美味しさはお子様禁止の大人の趣プリン。ついに今年最強のプリンに出会ってしまった!(笑)
このプリンは瓶入の2個セット ¥800で販売テイクアウトできます。お店で地方発送もしてくれるそうなので、これは京都にいったら買わなきゃ損だぜ!!

スイーツに寄せる京の料理人の真髄を見たような気がします。店員さんの対応も素晴らしいです。ランチで@美山荘の小昼(1800円)や美山荘のおばんざいもいただけます。


ウンがよければ舞妓さんが“おひきずり”でスイーツしているそうですよ。

いやぁ、つくづく京都は日本一のテーマパークだよ、ホント!
 

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OKU

住所:京都市東山区祇園町570-119
電話:075-531-4776
営業時間:11:00~19:00
木曜定休

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