1989年にイタリアのトスカーナ州ピサでテッシエーリ兄妹が産み出したプレミアムチョコレートメーカ－「AMEDEI
」。
アメデイは「パティスリー」、「ショコラティエ」ではなく、原料のカカオ豆からチョコレートを製造する、いわゆるチョコレートメーカーです。
その製品は上品で繊細な味わいから「チョコレートのロマネコンティ」と称されています。
兄のアレッシオは原料となる世界中のカカオ豆の買い付けを担当、妹チェチリアは兄が買い付けたそのカカオ豆をチョコレートにする、イタリアで唯一の女性チョコレートマスターです。
カカオ豆の調達はブローカーを介さずに産地農家と直接取引を行い、産地、農園、栽培方法などを全て把握し品質管理を徹底。カカオの個性から品種を限定してチョコレートが産まれるさまは、葡萄の個性から品種を限定して産み出されるワイナリーのそれと似ています。
メルローからボルドーワインが、シャルドネからブルゴーニュワインできるかのごとく、アメデイはチョコレートを産み出しているさまはなるほど、チョコレートのロマネコンティといわれる所以です。
だからこそ、アメデイのチョコレートは製菓用材料として世界中の有名シェフに愛用されているのでしょう。
そんなアメデイのチョコから、地球上でわずかに年間3000キロしか収穫されないとう、クリオロ種カカオだけを100%使用した、2006年10月にロンドンで開催された「第2回世界チョコレートアワード」で、最優秀ダークチョコレート部門の金賞に２年連続で選ばれた、「ポルチェラーナ」をいただきました。（写真右の箱）
年間2万枚の限定生産で。パッケージにはシリアルナンバーが記されています。
香りは甘い花の蜜のような、妖しいアロマ。
はじめのうち酸味を感じますが、苦いだけではないフルーティーなカカオのフレーバーによって、口中がいつまでもべトつかず、後味が非常にさっぱり。
希少カカオということもありますが、一日一欠けらだけで十分満足のいく超プレミアムチョコレートです。
また、アメデイではチーズとワインのように、チョコレートとシングルモルトやワインなどとのマリアージュを提案しています。まさにこれは大人の嗜好品といったチョコレートですね！
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でＡＭＥＤＥＩ食べてのんびり。
ドルチェファブリガ銀座三越店
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