筋トレをすることで,筋肉を増やし,基礎代謝を増やすことで,太りにくい,やせやすい体にできるとこれまでも書いてきました。そこで,筋トレをするときに知っておいて欲しいことを書きます。


まず,筋トレの場合は筋肉肥大が最大のテーマです。かといってボディービルダーの方たちみたいになりたい方はここでは除きます。あくまでダイエット効果のみです。


最初は自分の体(体重)で無理なくスタート

基本的に,自分の体重を使う→鉄アレイ・ダンベルなどの利用としていきます。なぜ自分の体重かというと,ついついがんばりすぎることがあるので,最初は自分の体重でならしてからがいいと思います。スクワットや腕立て伏せ,腹筋,背筋など大きな筋肉は自分の体重で結構鍛えられます。


超回復とは

次に,ダンベルなどを利用する場合は自分でできる限界が8回位のものがベストです。限界ギリギリまで筋肉をいじめて→休んで→筋肉肥大という,「超回復」のサイクルを目指します。最初は大きな筋肉を選んで3~5種類のメニューを1回するだけでいいと思います。なれてきたら,それを1セットとして,2セットから,3セットと増やします。また,種目の数や負荷(重さ)を変えるのもいいです。


普通のトレーニングでは

さて,最後にコツとしてですが,スロートレーニングをしましょう。知っている方は知っているでしょうが,筋肉をギリギリまで短時間で鍛える方法です。例えば,スクワットです。普通のトレーニングでは,膝を90度位まで曲げて,伸ばしての繰り返しですよね。このときに曲げているときに筋肉に負担がかかり,伸ばしきると負担がなくなります。これを繰り返していくのが普通のトレーニングです。


スロートレーニングでは

スロートレーニングでは,膝を曲げた後体を伸ばしきる寸前でとめます。(軽く膝が曲がった状態)そこからまた曲げていきます。つまり,筋肉が使われない状態をなくすのです。これによって,ギリギリまで筋肉が使われます。筋肉痛も少ないです。呼吸を止めずに,一つの動作を3~5秒程度かけてします。スクワットなら3秒で膝を曲げて,3秒で伸ばし(切る前にとめる)の繰り返しです。5秒くらいかけてすると10回もできないことがあります。


このスロートレーニングなら,少ない時間でも筋肉に効果的に負荷をかけることができるので短時間のトレーニングができます。関連する本もたくさんありますので,気に入ったもので読んで実践されることをおすすめします。


↓以前も紹介しましたが,1番のおすすめです。スロートレーニングと,クイックという二種類を組み合わせて最大限に筋肉を鍛える方法が紹介されています。個人的にはスローだけでも十分だと思います。

石井 直方, 谷本 道哉
体脂肪が落ちるトレーニング―1日10分〈クイック→スロー〉で自在に肉体改造

↓こちらは雑誌みたいな形で,私のように飽きっぽい人におすすめです。タイトルにあるように28日間分のメニューがあって,飽きません。それに1日5~10分でできるのでお手軽です。

大川 達也
スロートレーニングで体脂肪を燃やす!!―今日から28日完成!



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