遅くなってごめんなさい・・・

家を空けるとPCからも、携帯からも離れてしまうことが多いので・・・

誰か、知ってる方!誰でも気軽に解答していただけると嬉しいですきらきら


色んな意見を、色んな角度から,みんなで切磋琢磨していければ幸いですひらめき電球



さて、まず「純正律」と「平均律」について、もう少し詳しく掘り下げてみたいと思いますグッド!


純正律の音階と言うのは各音の和音が調和する整数比で決めた音階を言います


woooさんのおっしゃるとおり純正律音階にはやっかいな問題があります

例えば、基音を「ド」とすると ド~レの音程の周波数比が長音階では8:9

短音階では9:10になるので ハ長調の時の「レ」とイ短調の時の「レ」が2種類できてしまうため

ピアノでいうと、鍵盤が2個必要になります!


もし、ハ長調の純正律しか出ない場合、曲の途中でイ短調のレ・ファ・ラの和音が現れると
めちゃめちゃ気持ち悪い響きになってしまいます叫び

ハ長調とイ短調の両方の和音を弾くには、二つの「レ」が必要になるわけですが

ましてや、ト短調だの変ホ長調だのに自由に転調しようとしたら、そりゃもう大変で、1オクターブあたり何十個もの鍵盤が必要になってしまいます (それはたまらん)ガーン

でも、最近は全調対応の純正律シンセがあるらしく、スイッチ1つで切り替えられるなら便利かもしれませんね(私は使ったことないのでわかりませんが)



12個の半音を均等に割って、どのように転調しても周波数比が変わらないように決められたのが平均律音階です

これだと1オクターブにつき12個の鍵盤で済むのでスッキリですね (ほっ)ダッシュ

ピアノ、オルガン、ギターなどや殆どの電子楽器は平均律で調律されています

演奏者の耳耳でタッチなどの微調節をするので、ほとんどその音を違和感なく聞いていると思います

違和感どころか、とろけるように美しいハーモニーで聴かせてくださいます音譜

でも、やはり平均律は和音の響きの美しさを犠牲にした音階には違いはありませんね



そこでwoooさんの質問

①「純正律ではそのままを単純に転調できない」と言う様な意見を見たことがあるのですが、
これは調によって楽譜上同じ音でも、微妙に異なると言うことなのでしょうか?
それとも、これは思い違いでしょうか?

これは、先ほどの答えでいいでしょうか?

②調弦以外の演奏時に、音程の確認でチューナーを用いてもいいでしょうか?
今までチューナーで音程を確認しながら弾いていました。
(もし①で質問した調による違いがあるのであれば、演奏中にあまり神経質になって合わせてはいけないということになりますね・・・今のうちは調弦だけしっかり合わせれば十分でしょうか?)


VNYOさんもチューニングだけでなく、曲中もチューナーを見ながら・・・

とのことですが、最初のうちは構わないと思いますが

徐々に自分の耳を育てるために、どうしてもわからない音程(ピッチ)以外は

できるだけ見ない方向がお勧めではあります

気持ちのいい「響き」を感じていく音符 というのが理想です

それなら、いつまで?と言うと・・・ 自分(耳)を信じられるようになるまでの間 ということになります

必ず、聴き取れるようになりますので安心して 手放してくださいませ


それからVNYOさんの

平均率のチューナーでもE線は2セント高く、D線は2セント低く、G線は4セント低く合わせれば、純正五度になるようです(バヨリ子さんの教えですね)

ユッケさんんの

もし、平均律用のチューナーでも、Dはチョイ暗め(低め)Eはもうチョイ暗め Gは結構暗め

というのも素晴らしいと思います

どんなにチューナーの性能が上がっても、人間の耳は遥かに優れていますビックリマーク


音楽は「感性」を表現する「歌」でもあります

みなさんが素晴らしい感性と感覚を 分かち合えるよう 願っています


P.S VNYOさん カッコ優先の生きざま!もステキだと思いますよドキドキ 
がんばってくださいまし

質問を下さった たけぽんさん、makoさんもいつもありがとうございます



今日もみなさんが「心地よい響き」に包まれますように*☆*:;;;:*☆*:;;;:



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