小泉元総理と裏千家初釜式
22年1月16日(土) 裏千家 初釜式に参加してきました。
以前は、京都の初釜式にご招待いただいていたのですが、(昔のブログ )
今年は、どういうわけか「東京 初釜式」にご案内いただきました。
どうしてだろう?と思いつつ、はじめて東京新宿区にある今日庵の門をくぐりました。
するとびっくりサプライズです。小泉純一郎元総理大臣と息子さんの小泉進次郎議員と同じ席にご案内いただいておりました。
そうそうたる方々の中にご招待いただいたことは、光栄でもありますが、こんな若輩が同席させていただき、緊張の連続でした。
まず、家元が濃茶を立ててくださり、新年の挨拶をいただきました。
まわってきた濃茶は、ちょっとのばしてありますとの家元のお言葉の通り、慣れない私もとてもおいしく頂戴いたしました。
小泉元総理は、堂々たるものでしたが、進太郎議員は、すこし苦かったようです。
おいしくお茶を頂戴した後は、祝膳へ。
つきから次へとお酒をついでいただき、ちょっとほろよい気分に。
いつも感心するのですが、こちらの雑煮と蒸し寿司は絶品です。
(一番奥に座って、ちょっと飲みすぎております。)
最後の、楽しみは抽選会です。
2007年に伺ったた時は、福があたったのですが、今回は残念でした。
(小泉元総理が当たり、一堂拍手です)
その後、薄茶席へ・・・・ここで大失敗です。
なんと正客に座らされてしまいました。皆さんには、辞退をお願いしたのですが、
半ば無理やり・・・。
大緊張です。お茶の味などわかりません。
お茶の世界では、正客(一番上座)と詰席(一番最後)の席だけは、心得たものしか座ってはいけないとされています。
正客は、様々な決まりごとやお話をしなければなりません。
緊張して失敗ばかりでございました。
人は、失敗するから成長するのだと自分の心に言い聞かせ、益々の精進を心に誓いました。
なを、当日参加された方々は、
第一席には、福田康夫元内閣総理大臣、中井 洽国家公安委員長、ウシオ電機株式会社 牛尾治朗代表取締役会長、高村正彦元外務大臣、中曽根弘文前外務大臣、林 芳正元防衛大臣、山本有二元金融担当大臣、小坂憲次元文部科学大臣ほか
第二席には、菅 直人内閣副総理大臣、塩川正十郎元内閣官房長官、上川陽子元少子化対策担当大臣、泉 健太内閣府大臣政務官
私は、小泉元総理と共に第三席目に招待を頂いておりました。
鳩山首相は、昨日の小沢幹事長 秘書の逮捕があり急遽欠席されたようです。
さすが、すごい方々ばかりです。
静けさの中で、お湯のわく音がシュ-シュ-と。
床の間には、すばらしい掛軸。
器は、魯山人のものであったり、驚くほどの貴重な文化財。
そんな中で頂くお茶は、心まで満たされます。楽しい一日でした。