[時事通信]
シンガポールで雷を伴う豪雨が降った2月28日夕、
中心部マリーナ湾沿いにある観光名所「マーライオン」の像に雷が落ち、
頭部後ろ側のたてがみと右耳の一部などが損壊した。
1日には早くも周囲にやぐらが組まれ、補修作業が始まった。
同日付の同国日曜紙サンデー・タイムズによると、
事故当時、像周辺には約30人の観光客がおり、
マーライオンから飛び散った破片を避けようと
雨の中を逃げ惑う騒ぎになったが、けが人はなかったという。
マーライオンは上半身がライオン、下半身は魚を模したデザインで、
シンガポールの象徴として知られる。
セメント製で、高さは8.6メートル。
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