217日、(株)日中経済人、アジア・アライアンス・ホールディングス(株)(AAH)シンポジウム『アジア・アライアンス時代を生きる(共生するアジア経済)』が赤坂で開催された。

 会場にはアジアでビジネス展開を希望する300人を超える関係者が集まり、ビジネスの期待感に溢れていた。

 本シンポジウムは、元フランス大使で日中国交正常化の時、田中角栄大臣の秘書官を務められていた木内昭胤氏、元中国銀行副頭取 羊子林氏、香港トップの消費者金融会社を創業した長原彰弘氏によるパネルディスカッション「2012アジア・アライアンス時代 -中国市場での成功への道」。元ソニーCEOで現在クオンタムリープ代表取締役出井伸之氏といった錚々たる方々が参加される中で、基調講演をした。

 私は中国との関係は個人的にも大変深く、中国代表部が東京にあったころ、国交前から個人旅行をしていたほどである。また、アフラックでも海外金融セミナーとして、大蔵省や財務省のOBの方々を団長とし、地方銀行の頭取とともに1993年から5回訪問団を結成し、中国を中心にアジア各国の視察を行っていた。

 今回、アジア、アライアンスシンポジウムの開催にあたり、AAH社から講演を依頼された。シンポジウムの打ち合わせをしていたところ、偶然にも1996年に金融セミナーで中国銀行香港支店の視察にいき、支店のペントハウスで歓待いただいた当時副支店長であった羊子林さんが、今回パネルディスカッションのパネリストに参加することを伺い大変驚いた。しかも、奥様は当時、中国保険公司の日本の事務所長をされており、ご自宅にも伺うほど親しくさせていただいていたのだ。

 講演では、こうした個人的な思い出や関係についてご紹介させていただいた。

私は特に中国とのビジネスは人間関係が最も重要であると感じている。


 文明のダイナミズムでは2001年をクロスポイントとし、西洋の時代からアジアの時代へと移行した。

 新たなアジアの時代を築いていってほしい。




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