ウルトラマン商店街

私たちの診療室は、小田急線祖師ヶ谷大蔵駅前にあります。

小田急線の高架化工事に伴い、祖師ヶ谷大蔵駅が2004年に地上駅から高架駅に改築され、駅周辺の様子もずいぶんと変わりつつあります。

祖師ヶ谷大蔵駅周辺のウルトラマン商店街 は、都内有数の長さを誇る活気のある通りで、私たちもその一員です。

砧地区に円谷プロダクションの旧本社があったことから「ウルトラマン発祥の地」ということにちなみ、2005年に祖師ヶ谷大蔵駅を囲む３商店街が一緒になり命名されたそうです。

祖師ヶ谷大蔵駅では、ウルトラマンの大きなポスターが出迎えてくれます。





駅前の北口広場の交番の横では、ピカピカのウルトラマン像が姿勢正しく立ち、地球の平和を見守っています。





案内板や路肩の車止めなどにはウルトラマンのイラストやウルトラマンに登場する怪獣たちの彫り込みが所々に潜んでいて、思わぬ発見があり楽しめます。

南商店街の街灯は、ウルトラマンやバルタン星人をイメージしたもので、夜中にウルトラマンが立ち並んでいるのを見るとちょっとシュールな感じです。

商店街の端にはウルトラマンが飛んでいる姿の「ウルトラマンアーチ」が設置されています。
西通りには「ウルトラマンゾフィー」が、北側には「ウルトラマン（初代）」、南側には「ウルトラマンジャック（帰ってきたウルトラマン）」が飛んでいて、それぞれ少しずつデザインが違います。

地元のいくつかの商店やコンビニエンスストアーでは、ウルトラマンＴシャツ、ウルトラマン指人形、ウルトラマン印鑑ケース、ウルトラマンライターなどの地域限定のグッズが販売されています。

ウルトラマンにちなんだおまんじゅう（「ウルトラまんじゅう」）も駅前の和菓子屋さんで手に入ります。

駅前広場では季節毎に様々なウルトラマンイベントが行われ、子供たちだけでなくかつてのウルトラマン少年たち（今ではおじさん）にも人気です。

この一連の活動は、世田谷区職員による「せたがや売り込み隊」という地域活性化に関する特別課題研修に端を発するとのことで、今では商店街のみならず、町会自治会、日大商学部、小田急電鉄などの様々な団体が関わりを持っています。

キャラクターを使用するにあたっては著作権の問題が生じますが、円谷プロダクションのご厚意により、現在のところは街づくりの目的に限って特別に使用が認められているそうです。

詳しくは、こちら （ウルトラマン商店街ＨＰの中の記事）をご覧ください。