『福を呼ぶ 四季みくじ』作家のお多福です。
「これからどう生きていこう・・・・」
強制的に立ち止まらされているこの時間の中で、
みんな考えていますね。
当たり前の生活がガラガラと音を立てて崩れ去っていく。
この最悪な状況の中で、目の前が真っ暗になって、ガーンと落ちました。
でも、振り返ってみると、父や妹の死、仕事、恋愛と、私の人生、こういうことが多々ありましたので、開き直りました。そして、元気に。
家の前に置いてあった採れたてのたけのこで、笑。
『四季みくじ』の「鹿鳴く」のメッセージ。
真逆な視点を持つ。
まさに、これまでやってきた仕事とは真逆なものに挑戦しようと、ただ今、試験真っ最中のお多福です。
一次は通りましたが、二次、三次、四次と、果たして、難関を突破できるか。
人の人生、人の歴史に深く触れ、思いを言葉にする。意義のある仕事に挑戦です。
コロナがなければ、きっと、その存在を知ることはなかっただろうと思います。
皆さんも、真逆に飛んでみませんか?
想定外、と思える場所にチャンスがあるかもしれません。
さて、昨日から、大人のためのプレミアムマガジン Kappoウェブで、新たな記事が公開中です。
今回は、宮城の100人で取材をした「インディゴ気仙沼」代表の藤村さやかさんを取材。
記事を書かせていただきました。
ナポレオンの軍服を染めた幻の「青」を、世界で二例目、日本で初めてよみがえらせるというミラクルを起こした女性。
さやかさんはアメリカで生まれ、フランスの携帯電話キャリアに勤務。帰国後、食のインフルエンサー会社を創業。
結婚を機に、気仙沼へ。
子育て中の女性が働ける選択肢があまりに少ない地方のリアルに直面し、「インディゴ気仙沼」を立ち上げたのですが、職種も違えば、働く場所も違う昔と今とで、さやかさんの心の中にあるものはずっと変わっていないのです。
その思いとは・・・
「女性たちを笑顔にしたい」
気仙沼の染め手の皆さんの笑顔を見ていると、
幻の染料植物パステルの可能性は今開かれたばかりですが、さやかさんはすでに、夢を叶えていらっしゃるな~と思います。
私が出会った女性の中でも、感動するほど、パワフルで、美しく、聡明な方です。
この美しいブルーは、気仙沼の海の色。
でもそれは、多くの人たちの笑顔溢れる季節の海ではありません。
あの青に秘められた、忍ぶ時間とは・・・
さやかさんのお話は、このコロナ禍を乗り越えていく、大きなヒントになると思います。
https://kappo.machico.mu/articles/1679
ぜひ、お読みください。
そして、気仙沼の女性たちの手によって生み出された、あのグレーがかった幻の青を身にまとってほしい。心からそう思います。
今、気仙沼ではパステルの花が満開ですよ。
今日は、廃材で作ったテーブルでブログを。
風が気持ちいいなぁ〜
福ふく
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