我家の奥様は、毎週英会話のクラスに通っています。


そして、クラスが終わって車で迎えに行くと、車中でその日に教わった面白いことを色々話してくれます。


今日はその中の1つをご紹介しましょう。


英語の綴りが、イギリス式とアメリカ式で違うことがありますね。


例えば、イギリス式の“Centre”とアメリカ式の“Center”。


「これがどうして違うか知ってる?」


私も、綴りに違いがあるのは知っていましたが、その理由については知りませんでした。


「それはね・・・イギリス英語はフランス語の影響をより受けていて、アメリカ英語はドイツ語の影響をより受けているからなんだって。」


「へえ、そうなんだ。」


ということで、帰宅後早速フランス語とドイツ語を調べてみました。


すると、確かにフランス語の綴りは“Centre”です。


なるほど。


しかし、ドイツ語の「中心」は“Zentrum”で、語尾に“er”など付いていません。


あれ? 話が違うじゃないか!


このままでは何だか気持ちが悪かったので、もう少し調べてみたところ、次のことが分かりました。


辞書で有名なアメリカのノア・ウェブスターが1828年に辞典を作る際、イギリス英語のスペルが必要以上に複雑なため、“Colour”の“u”を省略して“Color”とするなど色々スペルを改定し、その中に“Centre”→“Center”も含まれていたとのことです。


尚、一般論としては、奥様が聞いてきた「イギリス英語はフランス語の影響をより受けていて、アメリカ英語はドイツ語の影響をより受けている」ということもあるらしいです。


いやー、今日は教えられたなー。


私と同様に「教えられたなー!」と思われた方も、「そんなこと赤ん坊の頃から知っていた」という方も、「人気ブログランキング」のクリックをお願いします。



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