えんむすびのブログ

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そして、悲しいことに 母が入院中に、姉まで大病に…


膵臓ガンで 肝臓に転移の末期だとのこと…

今度は、姉のため お百度参り…

僕は、姉のために 病院に泊まり 姉と過ごす時間を 大切にした

お互いが小さかった、あの頃のように 手を繋いで じゃれ合って…一緒にテレビを見た。いつもと変わらない姉の姿なのに…

余命6ヵ月で どうなるか わからない状態

このまま 時間が止まって 欲しいと 何度も 思った


母と姉が いなくなるのが 恐かった


姉の誕生日を病室で プリンロールケーキで 祝う

ハッピーバースデイの歌を 歌ってあげた

一緒に プリンロールケーキを 食べた

その時、姉が僕に 「あいてしる むほ」って 言葉を くれた

そして、医師から 最期をどう迎えるか 話を聞かれた

頭が おかしくなって 大声で 叫んだ 悲しくて悲しくて…

痛みを散らしてる薬が 効かなくなってきたので モルヒネで楽にしてあげましょうと…

それは、姉の最期になることを 意味してた…


姉の傍をはなれ トイレの中で 泣き崩れた


そして、日ごとに腹水が溜まり何も食べれずになり、段々やつれていく姉。

神様から頂いた撫で御守りで
姉のお腹を撫で続けた

「神様が守ってくれるから」…と言うと姉が小さくうなずいた

その後、姉は、身体全体で呼吸し力尽きて
この世を去っていた

入院中の母には、姉ことは伝えず いつも 通りに面会に行った


そして、月日が過ぎて…

母が 姉を追いかけるように 去っていった


別れは、僕の心の中に 埋めようのない 時間と空虚を つくった


僕は、自問自答を繰り返し 自責の念に 苦しむ

なぜ 母も姉も こんなことになってしまったのか…

なぜ 気付かなかったのか…

なぜ 助けれなかったのか…



光明摂取和賛
(浄土宗の御詠歌より)

人の この世は、ながくして
変わらぬ 春と思いしに
無常の風は、へだてなく
儚き夢となりにけり


あつき涙の 真心を
御霊の前に 捧げつつ
在りし あの日の思い出に
面影 偲ぶも 悲しけれ


されど 仏の御光に
摂取されゆく 身にあれば
思いわずらうこともなく
とこしえ かけて やすからん


父ちゃん、母ちゃん姉ちゃんを
守ってあげてください。
ありがとう


ここには、書ききれなかった 思い出や 不思議な出来事も ありました。


いつか この家族の物語が 本になりますように…☆ミ

読んでくれて、ありがとうございます。
皆さんも ご両親が健在されてる間に 父、母の出逢いや 父、母の子供の頃の話、 自分が生まれた時のことを 聞いてみては。

そこには… 気付かなかった ご両親の愛情が いっぱい 見つかります。


ご両親を なくされてる方へ

4/8は、お釈迦様の誕生日です。

「花まつり」の日でもあり 桜が咲いて 春の中で 一番 穏やかな日。 お墓参りやお寺参りを されてみては…(^^)


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あいてしる むほ.jpg