豊橋から名古屋へ。
トヨタ系の博物館・展示館は数カ所あるのですが、有名なのはトヨタ博物館ですよね。
トヨタ博物館はスケジュール的に厳しかったので、トヨタ産業技術記念館 に行ってみました。
入場料は大人500円、JAF会員は割引で400円でした。
大して期待はしていなかったのですが、結果は予想以上に堪能できる場所だったのです。
特にバブリー時代のクルマ好きにはねw
まずはトヨタの歴史のおさらい的に、AA型乗用車の開発から始まります。
去年放送されたリーダーズ もトヨダ自動車(作中ではアイチ自動車工業)のお話でした。
木製骨格ってモーガンかよwって思いましたが、昔はスタンダードだったのでしょうか。
「之は外国車の輸入組立台数と国産車の製造台数とを各年毎に百分比したもの。此の黒い部分を早く駆逐しませう!」
黒い部分とは輸入車の比率です。
現代では国産車の比率が高くなっているので、当時の思惑は見事に当たったということになります。
しかし駆逐ってw
下の謳い文句、「快適な乗り心地 堅牢なボディー」と現代ではなるでしょう。
「ガソリンが経済」は翻訳不能でしたw
車両展示は後ほど回れるので、クルマのメカニズムから見ていきましょう。
説明書きでは主要車種にマークⅡとなっていましたが、僕はスープラのイメージが強いです。
スズキがバイクに搭載してるのを午前中に目撃し、トヨタでも見つけたロータリーエンジン。
トヨタのロータリーは595cc×2で120PSを達成したそうな。
ノンターボでのスペックだとするとリッター100馬力達成なので、なかなかハイスペック。
世に出られたのは、マツダの地球温暖カーだけ・・・
半自動という名の通り、普段は2速で走行、必要に応じてドライバーが1速に落とすという仕様らしい。
ちゃんとギアがロックするPレンジも設定されてます。
実燃費、ドライバビリティはMTにかなわなかったでしょうね。
今は電子制御で4輪を独立して制御できるので、わざわざ後輪自体の向きを変える必要性が無くなったのでしょう、いつも評判悪かったしw
これは初代セルシオのもの。
FRのセルシオのすぐ隣にはFFのカムリがあり、シンプルさが良く伝わります。
この他、生活四駆としてカローラの4WD仕様と本格クロカンのランクルが隣に並んでいて面白かった。
初代アリストとマークXのカットモデルで、マークXはAFS機能のデモが見れます。
一番外がフォグランプなのね。
ヴィッツの2倍は横幅を持っていると思われる初代セリカのメーター。
でました、初代ソアラのデジパネ!
ボタンを押すと加速のデモが始まり、タコメーターやスピードメーターが動くんです。
トリップメーター、水温計から燃料計まで全てがデジタル表示ですよ。
初代セルシオが搭載した、世界初のオプティトロンメーターもちゃんと動きます。
スタンダードな配置が一番見やすい。
文系にはイマイチ仕組みが理解できず・・・。
デジパネ、オプティトロンと並んで記憶に残るのがヘッドアップディスプレイ。
フロントウィンドウの一部が四角形の反射部になっていて、外観からもよく分かりましたね。
安価で耐久性に優れたと説明のある塩ビ素材、タクシーでは相変わらずですよね。
あの青いシート、懐かしいな・・・。
その2へ続きます。