【読書レビュー第20弾】決算書はここだけ読め!キャッシュ・フロー計算書編 (講談社現代新書) | おしゃれ一筋…

【読書レビュー第20弾】決算書はここだけ読め!キャッシュ・フロー計算書編 (講談社現代新書)

決算書はここだけ読め!  キャッシュ・フロー計算書編 (講談社現代新書)/前川 修満

¥756
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事業を営む上で、キャッシュ・フロー計算書を読み解く重要性を改めて実感しました。

本書は、キャッシュフロー計算書のどこを見ればそれが分かるかのポイントを解説しています。

この本の内容を、一言でいうと、

「営業CF(キャッシュフロー)」と
「投資CF(キャッシュフロー)」の
2つの数字を見るだけで良い!

その理由は、
営業CFとは「稼いだお金」のことであり、
投資CFとは「つかったお金」のことだからだ。
お金の入りと出を把握すればOKというシンプルな内容。

それを、事例を交えて解説しています。


【キャッシュ・フロー計算書が重要視されている背景】

キャッシュフロー計算書は、インフレの時代(いわゆるバブル時代)には無用なものでした。
「お金」よりも「モノ」(不動産など)に変えて、資産保有した方が、
利益が見込めたため、キャッシュフローの考え方は無意味であった。


現在のデフレの時代は、
事業でお金を生み出す力がきわめて重要になってきました。

それを明確に把握するための、
キャッシュ・フロー計算書は、きわめて利用価値の高いものになりました。


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キャッシュ・フローを読むことで、
健全な企業か否かが、すぐにバレてしまう。

経営者にはぞっとするような話も、取り上げられていました。


これを機に、会計の知識を深めなくては。