【読書レビュー第3弾】ちょっとした勉強のコツ&思考の整理学by外山 滋比古 | おしゃれ一筋…

【読書レビュー第3弾】ちょっとした勉強のコツ&思考の整理学by外山 滋比古

思考の整理学 (ちくま文庫)/外山 滋比古

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東大・京大で一番読まれた本ということですが、
それとは全く無縁で御座います(笑)

一橋大学在学中の優秀な知人のレビューを見て、
偶然同じ本を読み終えていたので、私もレビューを書いてみようと思いたちました。

思考した内容を、整理するためにはどうするのかについて、
具体的な手法が書かれている本です。

良いアイディアは、ひらめいた時にすぐに書き留める、
そしてそのアイディアを一時的に思考から外して、
ノートなどに書き留めて寝かせる。

そしてそれらのアイディアの中でも、
醸成されたアイデアは別の場所に移す、他と組み合わせるということで、
1次的情報、2次的情報、3次的情報と、
整理、抽象化を高める事によって、高度の思考となる、普遍性も大きくなる、

上記のことが、著者の具体例と共に書かれており、
頭の悪い私にも、分かりやすく楽しく理解することが出来ました。


すっかりファンになり、
同じ著者の、「ちょっとした勉強のコツ」という本も読みました(笑)


ちょっとした勉強のコツ (PHP文庫)/外山 滋比古

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事例は、「思考の整理学」と一部重複しますが、
習慣や、考え方の見直しを促される内容でした。


■「タイム・ハングリー」である事

時間はすこし足りないくらいで、
時間と競争して仕事をし、勉強する
緊張と集中のもとで行われる事で、立派な成果が生まれる。


時間が長くなればなるほど、
学習の効率は低下する。収穫逓減の法則になる。


■環境の創出に関して

・思考力とことばをむすびつけることが容易な家庭環境で育ったこどもは、
さほど労せずして、知的に発達する。
⇒笑いは絶えない家庭でしたが、
 そうではなかったため、今苦労してます(笑)

・ブレーン・ストーミング
感心したり、ほめたりする人に囲まれている時、
知的活動はもっとも高揚し、生産的になる。


・身を置く環境(交友関係も含めて)
・時間制約の中で仕事や勉強をする事

早速、実行していこうと思います。