“就職氷河期世代” 夢はつかめるか 「クローズアップ現代」
10月4日(木)放送
“就職氷河期世代” 夢はつかめるか
今、人材派遣会社の斡旋で中国へ渡る就職氷河期世代が増えている。仕事は、人件費の安い中国にアウトソーシングされた、企業の電話応対業務。給与は現地の人とほぼ同じ。そのかわり中国語の教室にただで行ける。日本では切り開けそうにない「明るい未来」をつかむための挑戦である。就職氷河期世代の「勝ち組」と「負け組」の格差はますます開いている。就職の狭き門をくぐった勝ち組は、景気の回復で今ひっぱりだこ。極端に層がうすいこの世代を増強しようと引き抜きが加熱している。しかしそうした熱いまなざしは、就職できなかった負け組には向けられない。多くの人たちが相変わらず非正規社員として働いている。閉塞した状況を抜け出す道が、中国だというのだが・・・。若者の夢と厳しい現実を追う。
(NO.2472)
スタジオゲスト : 城 繁幸さん (人事コンサルタント・作家)
番組を見ていたら正直悲しくなりました。
コールセンター業務を中国に発注する企業(KDDIとSoftBankテレコムでした)「中国人の日本語を話せる人」を雇うと高くつくから日本のフリーターを中国に言葉巧みに送り込み時給は20元(約300円)年収約60万で働かせる人材派遣会社、
日本で低賃金で働かせると法に触れる為の「抜け穴」かよ・・・
ほんと社会のスケープゴートである彼ら「就職氷河期世代」92万人もいるといわれる彼らが「普通」に暮らせない「日本」ってなんなんでしょうね。
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「正社員だからといって決してバラ色ではない現実」の前で彼らが幸せになるスキームが見つかりません・・・