やっとみれたよ、「ワーキングプアⅡ」 | 崖っぷちなオイラが覗いたビジネスフロント最前線・・・元コンビニ店長がクイブチを探すBlog

やっとみれたよ、「ワーキングプアⅡ」

やっとみれたよ、「ワーキングプアⅡ」では早速まとめとオイラなりの見解、そして今後起こりうる現象へ考察ととるべき行動について、まとめてみたいとおもいます。 

まずまとめ

働いているのに生活保護水準以下の収入しかの暮らしか出来ない層「ワーキングプア」その数は約400万世帯
社会的弱者のと呼ばれる女性と老人層が多い、雇用口の限られる老人、(今回は採り上げられなかったが新卒採用で入社出来なかったアルバイト、フリーター世代)
女性の場合は母子家庭などに見られるように離婚や転職などによって貧困に陥りやすい。
新卒採用でしか人材管理の出来ない産業界の体たらくというよりは、派遣、請負などのいわゆるピンハネ業を許した政治の責任か?
また長期にわたって停滞を続けた日本経済の影響をもろに受けている、地方経済とその地域社会などなど、実はすぐそこまで迫ってきている格差社会の現実をありありと映していた。

オイラ自身は、賃金が減る>高い物より安い物>賃金が減るのデフレスパイラルを現場で目の当たりにしてきたのですごく実態感が強い。
新卒採用でしか人材管理の出来ない産業界の無能さ、それを野放しにしてきた「政治」の欠如


キーワード&メモ
児童扶養手当は2年後の改正半分になることは既に決定事項、年金がまったく無いお年寄りの数40万人、
4000件市内にあった店が半分に、岐阜
農業以外の仕事が少なく二十代の女性で仕事に就けたのが、パート、派遣、請負 北海道
アルミ缶回収月10万以下
旦那と死別で、学費が払えずに進学を断念、>一気にワーキングプアに、

地方経済 中小企業 グローバル化 下請け より厳しくなる価格低下圧力
海外からの労働留学生時給200円 数の原理 付加価値

人を使う能力の欠如


オイラなりの見解

話は変わりますが、以前エントリー でも取り上げたした「N・H・Kへようこそ!」 が最終話を迎え、

角川エンタテインメント
N・H・Kにようこそ! ネガティブパック<オリジナル無修正版> 第1巻
ふと急激に変わった日本の社会情勢の変化の早さに驚きました。
いわゆる引きこもり問題は、実質、その人物が引きこもっていても社会的な安定が可能な最低社会単位「家族」があるから成立した話で、
一人分の生活費が賄えたからこそ、しかし、今現在急激なグローバル化から来る商品サービス単価の低価格化は、蓄財を切りくずしている層には確実な恩恵を与えるが
そうで無い層は賃金収入の低下からその家庭の存在自体を確実に蝕んでおりワーキングプアに引き釣りこまれているんではないかと?
そう考えると、国民の圧倒的な人気を誇った小泉政権は「やり逃げ政権」であり、散々引っ掻き回して新風を吹き込むことには成功したが、
その副産物格差に関してはほとんど何の対策も採ってこなかった為の当然の帰結。

新卒採用でしか人材管理の出来ない産業界の無能さ、それを野放しにしてきた政治の欠如、コレも全て自民党長期政権のツケなんだろうなと・・・
今までの政治家はただ利権に群がって個人的な蓄財をしてきただけで、仕事をまったくしていなかったって事で、

今後よく注意して監視しないと勉強不足の政治家がとってつけたような、人気鳥の見かけだけの政策をかざす・・・

まず政権交代を促し、政治に緊張感を待たせないと、益々病んでいく現実、皆さん投票に行きましょう。
やはりコレしか一国民が取れる対抗手段は無い、なにかしら不満を感じたら野党に票を投じる。
コレを行なうだけで、簡単に政治家を「まとも」にすることが出来ると思うんですがどうでしょう?

現状についての責任は全て与党にあるのであって(それを指摘できなかった野党もある意味同罪ですが)確実な政権交代といううショックを永田町に与えたい物ですな。


小沢 一郎, 菅 直人
政権交代のシナリオ―「新しい日本」をつくるために

ジョブレスリカバリーから本格的なリカバリーをしたアメリカ経済のように日本も景気拡大が続き、今後は賃金上昇などの待遇改善が見込めるのか?
貧困者がマジョリティー(多数派)になった場合、政治構造が変わり税金が上がることによって、企業の海外逃避行が進む最悪のシナリオが頭をよぎった番組でした。赤