ここで書いてあることは私たち夫婦の勝手な主観(特に妻の勝手な主観)で、自分たちの記録代わりに書いてます。住所や温泉データなどは入浴した時に勝手に調べたもので正確性には欠けます。リンクが可能なところは温泉名に貼り付けてあるのでそちらで確認してください。温泉を検索する場合は県別(テーマ別)で検索したほうがわかりやすいです。


記述中の「満足度」 クローバー から クローバークローバークローバークローバークローバー の5段階評価で特筆すべき点(湯、鄙び、絶景、自然、便利、野趣、施設、安い)をコメントしてあります。

満足度100%を超えるものは

黄色い花黄色い花黄色い花黄色い花黄色い花 感動温泉

星星星星星 超感動温泉  で表示してあります。



走る人 ・・・・立ち寄り湯

家 ・・・・温泉旅館

      

花山温泉  家 (2008.08.14)


TEL:073-471-3277 FAX:073-471-6467


温泉 天然温泉・源泉かけ流し・加温有り

 

【満足度】 湯 クローバークローバークローバークローバークローバー

 和歌山市の比較的街中にある温泉宿泊施設。旅館というより、温泉センターのような風情。茶褐色のお湯は多量の成分を含み浴槽には立派な堆積物が。様々な効能を期待してゆっくり入りたい。



【料金】 大人1000円 子供500円 

     17:00以降 大人600円 子供300円   

【時間】 日帰り入浴 AM8:00~PM11:00 

     定休日:毎週木曜日(祝日の場合は営業)

【設備】 男女別露天風呂・内風呂

【泉質】 含二酸化炭素・鉄・カルシウム・マグネシウム

・塩化物・炭酸水素塩泉

【色臭】 茶褐色・鉄臭・土匂

【P H】 6.4   【泉温】 26℃(源泉)   【湧出量】 118ℓ/分

【その他】 石鹸、シャンプー等、食堂、休憩所等



【内風呂・男】


【堆積物たっぷり】


【コメント】

 和歌山市の街中に近く、温泉旅館というより温泉センター。近隣住民に愛されていそうな温泉施設です。日帰り入浴1000円ですが今回は素泊まり6000円台で宿泊してみました。旅館自体は簡素で必要最低限ありますよ、ってぐらいですが不潔さはなく不便はありません。

 さっそくお風呂へ。噂どおりの真茶色。土と鉄の臭いに不快感はない。どれだけ成分が入っているのだろう?たっぷりの析出物が湯船周りに張り付いています。飲用可ではありますが、想像通り、お口に辛い苦マズ~砂が混じったような黄土色の土を攪拌したようなお湯は意外とさらっとしていて源泉は26度と冷た~い・・・夏には快適です。炭酸の気泡も確認できます。

 湯船はいくつもあり、冷泉の源泉浴槽はもちろん、沸かし湯の浴槽もあるので冷泉→加熱湯→冷泉→加熱湯と楽しんでいるうちに長湯になるという・・・。温泉センターのように真湯もサウナもあるところが地域密着性の強いところでしょうか。露天風呂は弱冠小さく、景色を楽しむほどでもありません。

 ちょっと驚きなのが。モンモン(刺青)が入った方がたくさん入浴されているという点。女湯のほうには極妻らしき刺青婦人は2名しかおりませんでしたが、旦那のほうは親分らしき人が子分らしき人達を引き連れて入浴されていたそうです。親分が湯船から上がった時、子分が一斉に「お疲れ様でした!!」と立ち上がり度肝をぬかれたとか。・・・まあ、そんな土地柄なんでしょうかね。なれない人間にはかなりビビリます。

雲取温泉 高田グリーンランド  家 (2008.08.13)


TEL 0735-29-0321


温泉 天然温泉・加温

 

【満足度】 湯・自然・安 クローバークローバークローバークローバークローバー

 熊野川に近い、公共宿泊施設。ふるさと創生資金で掘り当てた温泉は、青みがかった乳白色で肌触り滑らか。熊野散策や熊野川川下りなど近隣での観光が充実している。



【料金】 大人400円 小学生200円  

【時間】 日帰り入浴 AM11:00~PM9:00 

【設備】 男女別露天風呂各1・内風呂各2

【泉質】 アルカリ性単純温泉

【色臭】 青みがかった乳白色・弱冠水素臭

【P H】 9.7   【泉温】 29.3℃   【湧出量】 154ℓ/分

【その他】 石鹸、シャンプー等、休憩所有



【露天風呂・男】

【お湯の色がキレイ】


【コメント】

 熊野古道に近く、熊野川に近い。観光拠点にはいい場所、のはずだけど夏休みというのにガラガラ。ちょっと山奥にあるからか?

 というわけで、他にお客さんもいないため貸切状態で温泉を満喫しました。公共宿泊施設らしい浴場、といった感じです。シンプルかつ大人数が入れそうな内風呂は、循環湯ですね。露天風呂は循環湯+掛け流しといったところでしょうか。加温しているけど、もともと温度が低めなためヌル湯で夏に入るにはちょうどいいです。肌触りもさらっとしていて臭いもほとんどなく、入りやすい温泉です。何より色がきれい。乳白色だけど青っぽく見える気がする・・・。

 宿泊するにもお安くていいんじゃないでしょうか。うん。



白浜温泉 崎の湯  走る人 (2008.8.13)


和歌山県西牟婁郡白浜町湯崎1668

TEL:0739-42-3016

温泉 天然温泉・源泉かけ流し

 

【満足度】 湯・絶景・自然 黄色い花黄色い花黄色い花黄色い花黄色い花 

 紀伊半島の南端にある岸壁の天然温泉。眼前には雄大な太平洋が広がり、岩に打ち寄せる波音を聞きながら入浴できる。



【料金】 300円 (3才以上)

【時間】 AM8:00~PM6:00 

      7・8月 AM7:00~PM7:00

      10~3月 AM8:00~PM5:00

      水曜定休 最終入場30分前

【設備】 男女別露天風呂各1

【泉質】 ナトリウム塩化物泉

【色臭】 無色透明・塩味・硫黄臭

【P H】 7.4   【泉温】 86.0℃   【湧出量】 ?

【その他】 石鹸、シャンプー等なし・ドライヤー無


【男・露天風呂】

【抽出物】

【海が荒れると入浴不可】



【コメント】

 白浜に来たらやはり崎の湯でしょう!ということで、行ってきました。静岡県出身の私としては、伊豆半島の沢田温泉露天風呂を思い出します。と言ってもこちらの方がスケールがでかい。打ち付ける波はすぐそこで、海を存分に満喫できる温泉。お湯はかなりの高温で無色透明、硫黄臭がただよいます。開放的な石積みの湯船は男女へだてて3つあり、海岸近くから順に温度が高くなっていました。日差しを遮るところが少ないため、照りつける太陽と高温のお湯で一気にのぼせる。数分経つと皆、湯船の脇に日陰を探して腰掛け心地よい海風に涼んでしまいます。夏休みだったからか、異国の方が数人やってきて、ワンダホー!グレート!と叫んでました。

 近くで温泉卵が販売しております。食べたかったのですが、なぜかあいてませんでした。残念。


椿温泉 元湯椿楼  家 (2008.08.14)


〒649-2346
TEL:0736-46-0021 FAX:0736-46-0126


温泉 天然温泉・源泉かけ流し・加温

 

【満足度】 湯・立地 クローバークローバークローバークローバー

 白浜温泉やアドベンチャーワールドに程近い位置にある冷泉をもつ温泉旅館。見晴らしや温泉は申し分がない。



【料金】 

【時間】 

【設備】 男女別露天風呂・内風呂

【泉質】 アルカリ性単純硫黄温泉

【色臭】 無色透明・無味・微硫化水素臭

【P H】 9.5   【泉温】 32.6℃(源泉)   【湧出量】 120ℓ/分

【その他】 石鹸、シャンプー等



【コメント】

 夏の南紀白浜温泉付近は激混みです。ここ、椿温泉は少し離れているという理由で空いていたので宿泊しました。アドベンチャーワールドに近く、南紀白浜も遠くない、といった便のよさ、もともと湯治客中心といった温泉地であることから温泉に期待がかかります。

 旅館にある内湯は、言って見れは大衆温泉旅館のお風呂、設備に関してはあまり褒める点が見つかりません。昭和の社員旅行を思わせるような旅館とお風呂と言っていいでしょうか。源泉温度が低い温泉は、ほんのり硫黄臭がする、肌にするすると気持ちのよいお湯でした。夏にこの冷泉に入れるのは嬉しい限り。白浜のお湯は高温温泉がほとんどなので嬉しくなります。加温されたお風呂と冷泉と交互に入って長湯したいです。

 建物の外に出て露天風呂にもいけますが、ちょっとのぞいてやめました。お掃除が足りない・・・んですもの。せっかくよいお湯を持っているのだからもうすこし企業努力を求めたいところです。

南紀勝浦温泉 ホテル浦島  

なんきかつうらおんせん  ほてるうらしま 家 (2008.8.12)


和歌山県東牟婁郡那智勝浦町勝浦1165-2

TEL:0735-52-1011 FAX:0735-52-0275

温泉 天然温泉・源泉かけ流し

 

【満足度】 湯・施設・自然 黄色い花黄色い花黄色い花黄色い花黄色い花

 那智勝浦を代表する温泉旅館として知られているが、立ち寄り湯もOK。自家源泉を9つ、6箇所の温泉を持ち、1日で全部入るのは大変かも知れない。洞窟内にある温泉「忘帰洞」が有名。



【料金】 日帰り1000円(小タオル付)

【時間】 各露天風呂によって異なる 

【設備】 男女別露天風呂・男女別内湯 6箇所

【泉質】 単純硫黄泉他 源泉9つ

【色臭】 ※

【P H】 ※   【泉温】 ※   【湧出量】 ※ 

     ※各温泉それぞれに異なるので省略

【その他】 石鹸・シャンプー類有・ドライヤー有



【忘帰洞・男湯】


【湯の花入り】


【海側の露天風呂・悪天候入浴不可】



【コメント】

 ブログに書こう、と思ったけど題名を書いて止まってしまった。書きようが無い・・・。というのも、こちらのホテルは自家源泉9つ、温泉6箇所、しかもそれぞれがやたらでかい。6箇所全て入ったわけでないから入ったと言っていいのかどうか。とりあえず、今回はちょこっとだけ書きます。

 まず、交通手段。那智勝浦駅から歩いて5分ほどで港に着きます。港の周りにホテルが建ち並び、なんだか生け簀のような港だな、と感じました。港のあちこちに路駐の自動車があります。そして桟橋にはホテル浦島行きの渡し船が。日帰り入浴の人も、宿泊客もこの船に乗って5分ほどで「ホテル浦島」に到着。ホテルの桟橋には昭和の香りが漂うアロハシャツを着たホテル従業員がお出迎え。古き良き時代の大型温泉旅館そのものです。

 ホテルフロントでお金を払っていざ入浴。しかし・・・風呂が多すぎる。1つ1つ離れているし、とても全部は回れない。今回はメインの「忘帰洞」に入ることにしました。

 テレビでも有名なこちらの温泉はひろーい洞を真ん中で仕切って男女に分けています。女風呂の浴槽は全部で5箇所。洞窟奥に入り口があり、海に向かって浴槽が並ぶ。海に一番近いお風呂からは波しぶきが見え、洞窟奥はむんむんと蒸気がこもり、洞窟度?満点。浴槽の温度はそれぞれ異なり、薄黄色に濁ったお湯からはほんわかと漂う硫黄のかおり。含食塩硫化水素泉と単純硫黄泉の2種類のお湯を使用しているとか。どっちのお湯か分からないけどなめてみたら、ぎょえ~と声にならない声を出してしまった。苦しょっぱいまずい。でも飲用可だそうで。

 この温泉一つだけでもゆうに1時間は費やしてしまった。渡し船での往復時間を含めたら2時間はかかる。やはり、宿泊しないと。行くなら電車がお奨めです。車で走るには道が厳しいですね、紀伊半島。

高峰温泉  家 (2008.04.29)


〒384-0041
TEL:0267-25-2000 FAX:0267-22-5331

温泉 天然温泉・源泉かけ流し

 

【満足度】 自然・湯・絶景 星星星星星

 標高2000Mにある雲上の温泉宿。ランプの光が灯される檜の浴槽にはほんのり硫黄臭がする26度の冷泉が注がれる。日常を忘れることの出来る極上の温泉宿。



【料金】 日帰り入浴 大人500円 子供400円

【時間】 AM10:00~PM2:00

【設備】 男女別内風呂2箇所づつ

【泉質】 含硫黄・カルシウム・ナトリウム・マグネシウム-炭酸水素塩泉

【色臭】 微白色・微硫黄臭

【P H】 ?   【泉温】 26.0℃   【湧出量】 ?

【その他】 石鹸、シャンプー等有



【四季の湯】  

まんぼーの温泉でビバノンノン♪

【鳥の餌場】
まんぼーの温泉でビバノンノン♪

【コメント】

 高峰温泉に泊まったのはまだ残雪が残る信州の山々が美しい頃、4月下旬。標高2000メートルの本当に雲上にあるこの温泉宿、冷たい空気が更に澄んでいるようで本当に気持ちのよいロケーションでした。温泉をめがけて行ってみたけど、ここは絶対に滞在を楽しみたいところ。日帰り温泉なんてもったいない。宿泊施設は近代的な山荘といった風で館内は簡素な作りですが、掃除が行き届き設備等なんら不足はない。夕食は山の幸を楽しめるし、予約すれば翌日の昼食に手打ち蕎麦を食べることも出来る。また、周辺にはスキー場がすぐ近くにあったり、トレッキングコースも充実しており、アクティビティには事欠かない。宿の企画で星空観察(ガイド付き)も楽しめる。

 とはいっても、温泉が一番の楽しみ。雰囲気たっぷりのランプの湯は男女別に1箇所づつ。他に男風呂の高峰の湯、女風呂の四季の湯があります。内風呂のみで露天風呂はないけれど、どのお風呂も大きな窓に囲まれ眺望は抜群、夕暮れの闇夜が近づく中でランプだけの光だけがともる檜の温泉は静寂とともにとてもここちよい空間でした。

 お湯は26度の冷たい源泉欠け流しの浴槽と、加温された浴槽。お湯は薄白色にとろりとにごり、肌に心地よい。冷泉と加熱湯と交互に入っているといつまでも入っていられそう。一緒に湯船に浸かっていた年配の女性がぽつりと「・・・帰りたくないわ~・・・。」と幸せそうにつぶやいていたのが印象的です。本当に、日常を忘れたくなる温泉でした。

 湯上りに、外が良く見張らせる休憩所で蕎麦茶をいただきました。ガラス張りの向こうには鳥の餌場があり、入れ替わり立ち代り餌をついばみに来る。夜にはキツネが通り過ぎる。何時間、何日滞在しても楽しめそうです。また季節が変わるたびに行ってみたいところです。

渋温泉 (外湯めぐり) 走る人 (2008.03.14)


381-0401

長野県下高井郡山ノ内町 渋温泉

温泉 天然温泉・源泉かけ流し


【満足度】 湯・施設・鄙び 黄色い花黄色い花黄色い花黄色い花黄色い花

 300年ほど前から村人たちの手で守られてきた共同温泉街。石畳の温泉街には大型旅館はなく、風情たっぷり。宿泊者は無料で外湯めぐりが出来、満願成就に九湯めぐりをしてみたい。



【料金】 渋温泉街の旅館に宿泊した人は無料。

      但し、大湯のみ外来入浴可。大人500円。

【時間】 ?

【設備】 1番湯から9番湯、番外薬湯信玄かま風呂

【泉質】 いろいろ

【色臭】 いろいろ

【P H】 いろいろ   【泉温】 あつい   【湧出量】 たくさん

【その他】 石鹸、シャンプーなし



【三番湯 外観】
まんぼーの温泉でビバノンノン♪

【湯船】
まんぼーの温泉でビバノンノン♪


【お湯が樋を流れる】

まんぼーの温泉でビバノンノン♪

【九番湯 大湯】
まんぼーの温泉でビバノンノン♪


【コメント】

 渋温泉にやってきたら、外湯めぐりをしなければならない(笑)。渋温泉街の旅館に宿泊すれば、外湯はどこでも自由に入れる。

 まず、宿泊先で外湯めぐりをしたい旨を伝えると外湯用の鍵をもらえる。浴衣を着て、タオルをもって鍵をもっていざ湯めぐりに。どうせ湯めぐりするなら、一番湯から九番湯まで手ぬぐいにスタンプを押して巡りましょう。そして九湯巡り終わったら高台にある高薬師さんに詣でれば満願成就です。九(苦)労を流し、厄除け、安産、不老長寿などののご利益があると言われています。

 さあ、湯めぐりです。この外湯、とにかくどこも温度が高いんですね。水を入れるのですがそうそう温度が下がらない。裸のまま、適温になるのを待つ、ということもしばしば。お湯はそれぞれ源泉が違い、色も温度も異なります。気に入ったのは目洗いの湯。ハラハラと湯の花が舞っていました。1~3番湯は早朝に入ったため猛烈に熱くてゆっくりつかることもままならず。やはり、午後から夜にかけてがよさそうです。9番湯の大湯は泥っぽくにごったお湯。建物が大きく風情があります。外に足湯があり、足湯に浸かりながら相方を待つのもいい。

 湯めぐりしていると、浴衣の便利さに感心します。寒い時期に、素足で下駄履き、浴衣で湯めぐりなんて贅沢の極みかもしれません。





渋温泉 歴史の宿 金具屋  家 (2008.03.14)


381-0401
長野県下高井郡山ノ内町 渋温泉
TEL 0269-33-3131 FAX 0269-33-3135


温泉 天然温泉・源泉かけ流し

 

【満足度】 環境・湯・鄙び・食事 黄色い花黄色い花黄色い花黄色い花黄色い花

 250年の歴史を持つ渋温泉街の宿。登録有形文化財に認定されるほどの歴史を感じる建物は一見の価値アリ。5つの源泉を持ち、泥の湯の「浪漫風呂」や「鎌倉風呂」は必ず入りたい。早めにチェックインしてお風呂を楽しみ、また温泉街を散策したい。




【料金】 宿泊のみ。HP要確認。   

【時間】 宿泊のみ。

【設備】 男女別露天風呂・内風呂・貸切風呂計8箇所

【お湯】 自家源泉4本・共同源泉引湯1本

      弱アルカリ性・無色透明・わずかに硫黄を含む
      中性・微黄色(黄色くにごる)・鉄分が多い
      弱酸性・透明(白い湯花)
【その他】 石鹸、シャンプー等有



【浪漫風呂】  【鎌倉風呂】
まんぼーの温泉でビバノンノン♪ まんぼーの温泉でビバノンノン♪

【鎌倉風呂】

まんぼーの温泉でビバノンノン♪

【龍瑞露天風呂】               

まんぼーの温泉でビバノンノン♪

【恵和の湯】

まんぼーの温泉でビバノンノン♪


【建物外観と館内】
まんぼーの温泉でビバノンノン♪  まんぼーの温泉でビバノンノン♪    

【旨!地鶏のじぶ煮】
まんぼーの温泉でビバノンノン♪


【コメント】

 長年の夢?だった渋温泉旅館、しかも金具屋に宿泊できたのは感涙です。こじんまりとした渋温泉旅館街は白い湯気に包まれて川沿いにあり、温泉街の小さな小道は車1台通るのも大変なほど。浴衣姿で温泉街を散策する人のお邪魔をしながら到着した金具屋旅館は、不思議なオーラをまとって聳え立っていました。有名な話だけど「千と千尋の神隠し」に出てきた旅館そのものです。何か、不思議な世界につながっているんじゃないかと思うような建物です。そして宿の中も不思議そのもの。広い広い館内は迷路のようで、また調度品から何から平成時代のものではない。あれ?今西暦何年?という錯覚に陥りそうな。

 そして、温泉。合計8つもあるのだけど、やはりメインは浪漫風呂と鎌倉風呂。お楽しみは後にして、まず龍瑞露天風呂に入ってみました。ここは透明なお湯で温度が高め。外の空気が冷たいので温泉のありがたみがしみるような。独り占めで広々楽しみました。

 次に、待ってましたの浪漫風呂。他に誰も入っていない時間を見計らって独り占め。お湯は泥の湯といわれるとおりだけど、肌触りが良い。弱冠臭いは泥臭いなって気はした。しかし・・・ホントに不思議な気分になってくるんだよね。静寂のなか、天井から落ちる水滴、湯気が消えることなく常に白くかすむ室内、ぼんやりとした明かり・・・この温泉にはきっと何かが住んでいる、と思ってしまうくらい不思議な空間。このお風呂作った人ってスゴイ。

 お次は鎌倉風呂。こちらもまた良い。浪漫風呂より上品なカンジの雰囲気あるお風呂。ここの弱酸性の白っぽいお湯は肌触りも良く一番気に入った。

 岩窟の湯は岩に囲まれたカンジが秘密基地みたいでよい。湯気がこもるのも一興。船形の和予の湯もゴロンと寝転がって入浴できるのがいい。

 ・・・とまあ、1日中お風呂を楽しめました。いろいろなお湯を楽しめるのがいいのですが、何より雰囲気。この建物がかもしだす雰囲気は、数年やそこらで出来上がったものじゃない。真似しようっていっても出来るわけない年輪の重さを感じる。建物の館内を歩いているだけでドキドキしてしまう宿ってそうそうない。しかも、夕飯がおいしい!これは嬉しかった。食事どころの大広間も雰囲気あって、別世界の宴会が始まってしまいそうな・・・。

 宿でこれだけ楽しめるのはそうそうない。願わくばこの先何年も引き継がれますように。

 


半田温泉 ごんぎつねの湯 走る人 (2008.01.20)


愛知県半田市平和町5丁目73番地
TEL 0569-27-8878


温泉 天然温泉・源泉かけ流し

 

【満足度】 湯・施設 クローバークローバークローバークローバークローバー

中部国際空港に行く途中にある日帰り温泉施設。広い露天風呂があり、源泉かけ流しの熱いお湯は、ここちよい肌触り。

【料金】 大人800円 小学生400円  幼児200円

【時間】 AM10:00~PM10:30 第2・4月曜休

【設備】 男女別露天風呂各2・内風呂各2

【泉質】 ナトリウム塩化物強塩泉

【色臭】 薄黄色透明・塩味・無臭

【P H】 7.7   【泉温】 59.1℃   【湧出量】 200ℓ/分

【その他】 石鹸、シャンプー等、食事処、休憩所


【コメント】

 ごんぎつねっていうから、山里の温泉かと思ったら、知多半島、中部国際空港近くにありました。ごんぎつねの作者、新美南吉のふるさとだから、ごんぎつねの湯だそうです。ついた早々の感想は、くっさーい!!周囲の畑の肥料の臭いが辺り一帯に漂っております。

 気を取り直して温泉へ。施設はなかなか立派なもので、木の香りが漂う内湯に洗い場、外には日本庭園風の露天風呂が。源泉温度が高いので恐らく加水しているかと思われるが、露天風呂にある滝の温泉(お湯が滝になって落ちてくる)は加水なしのようで、とにかく熱い!気合を入れて滝つぼ部分に入り、我慢大会を試みてみる・・・。が、3分ぐらいが限度。塩味の強いお湯だけど、肌触りがぬるさらっとしていて心地よいので刺激は感じない。なかなかよいお湯である。

 しかし、以前より料金が上がりましたね。日帰り温泉はもうちょっと安いほうがいいなぁ。