6日(金)の夜は、‘シネマテークたかさき’さんで
映画『almost people』を見てきました
https://www.almost-people.com/
4人の監督が、感情を失くした4人兄弟を
4連作で作られた作品
【長男 神尾光(嶺豪一)】
監督:横浜聡子
出演:嶺豪一、宇野祥平、
映画のシナリオライターの光には、
『喜び』という感情が無い。
新作映画を執筆中だが、
ラストのセリフがしっくりせず、
俳優の友人である時男(宇野祥平)と
言葉を探しに街にでるのだが。
【長女 神尾火水子(柳英里紗)】
監督:石井岳龍
出演:柳英里紗、諫早幸作、木村文哉、渋川清彦、塩塚モエカ、
伊澤彩織、
『怒り』の感情が無い火水子は、その感情を
持てそうな場所を求めて、社会革命を目指す
2人の青年と‘レボル’という組織を立ち上げ
社会に旋風を巻き起こす。
しかし、その活動が過激化するなかでも
彼らと同じ『怒り』の感情を持つことができない。
【次男 神尾太陽(井之脇海)】
監督:加藤拓人
出演:井之脇海、木竜麻生、
『楽しさ』がわからない太陽は、
同棲中のエミと、メリーゴーランドに乗っても、
記念写真を2人で撮っても無表情。
エミは、そんな太陽に釈然としない気持ちのまま
結婚しよう、と太陽に言われるのだが。
【次女 花子(白田迪巴耶)】
監督:守屋文雄
出演:白田迪巴耶、岩谷健司、邦城龍明、
『寂しさ』という感情が無い花子は、
突然高校を中退して、小さな漁港の旅館で
働き始める。そこへ、退学手続きのために
高校の担任教師藤巻が訪ねてくる。
花子の父親も来て「寂しい思いをさせて
すまない」と父親が花子に謝るのだが
花子の感情を理解できない父親に花子は
いらだつ。
また藤巻は花子に共感をおぼえる。
そして、花子は。
どの場面も、ちょっと不思議系なのですが、
感情が一つでも欠けると、と思うと
なんとなく理解できる。
因みに長女編での火水子の元上司役に
推しの渋川清彦さん
また、この‘レボル’という組織、
ちょっと過激ですが、このような世の中の
悪をたたき出してくことは必要かと
思った紀玉オバサンである
9月30日、世界同時期公開、
シネマテークたかさきでは、
1週間の上映、
見られて良かった
紀玉