千秋楽に〇〇がはずれて・・・ | 幼妻日記

千秋楽に〇〇がはずれて・・・

あれは日曜、初場所千秋楽の日


午後2時ころ、家事をしながらBS放送で幕下の取り組みを見ていたときのことです



掃除をした後、暑くなったので


スカートの下に履いていたレギンスというのでしょうか、あのピッタリしたスパッツ様のものを脱ごうと


テレビの前のカーペットに座り


前屈時のような姿勢でゴソゴソやっておりました


そのレギンスを脱いでいる真っ最中に


実況アナウンサーが、今日の大関や横綱戦について言及したので


ん?と気をとられ、ほんの少し脚を斜めに倒した瞬間、、、




グギッ


ここ数年間、外れていなかった左膝が脱臼


うおおおお!!!



20代の頃から何度も自分で入れてきた膝ですが


それはいつも寝ている時


つまり完全に横たわっていたので、もう片方の元気な脚で外れたほうの足のかかとを蹴り上げて入れていたのです

旦那様に治してもらう時も常に横臥の状態でした



あ、脱臼したことがない人の為に解説しますと


私の場合、外れる時は必ず膝が曲がっています


それを正しい角度で一気に伸ばすことでバキッと戻すわけですね


この「一気」というのがとても重要なポイントで


外れたままですと、ほんの少しの動きでもとても痛いのですよ

 



ところがこの度、人生初めての前屈体勢での脱臼だったのです


慌てた私は思わず、そのまま前屈の勢いで膝を手で押さえて入れようとしました


ところが


脱ぎかけのレギンスのウエストゴムがちょうど膝あたりでとまっており


変な圧力が加わっていたせいか


もともと前屈では角度的に不可能なのか


は、入らない 


うううーー


一度で戻せなかったのも初めてですので


大変に慌てまして変な汗をかきました


「落ち着いて!千秋楽なんだから病院なんか行ってられないわ」自分に言いきかせながら


やっぱりいつものやり方がいいかも、と


まずは手でレギンスを足首までおろし、無事なほうの足からそれを抜き取り


無理やり横になって、いつものようにかかとを蹴りました


バッキーン


一件落着


数日は痛みが残りましたが、力士達の日々の怪我に比べれば・・・(あれ?違う?)



その日帰宅した旦那様は「はずれないようにもっと気を付けてね」と注意された後


おっしゃいました


「昼の2時に相撲を観ている主婦もあまりいないと思うけど



観ながら脱臼している人はもっといないだろうね」と