ホリエモン様へ | 幼妻日記

ホリエモン様へ

ホリエモン様

日頃のご活躍、遠くから拝見しております。

この度のニッポン放送株取得の件は、フジテレビの個人株主である旦那様にとりましても大きなニュースでした。

あなたの会社がまだ「オン・ザ・エッジ」という名前で、主要事業内容が何であるかが理解可能であった時代、興味深い会社だと思った旦那様は若手を応援するつもりで株を保有していたことがあります。

しかし、その後の貴方の動きは少々山師がかっており、我々には眩しすぎる光を放ち始めたため、多少の利益が還元された上で売却させて頂きました。

その後しばらくして、あれは昨年の7月頃でしたか「ライブドア、近鉄買収か?」のニュースです。我々は既に御社の株を手放していたことに胸をなでおろしました。

いよいよ世間様に大々的に名前が知れ渡り、益々株価の動きも激しくなられるとは思いましたが、そこは既に我々の関係したくない世界でもありました。我々が興味があるのは投資であって投機ではありませんから。

株の保有に関しては、リスク分散、他業種・他分野を心がけてはおりますが、まさかフジテレビにまで貴方の息がかかってくるとは・・・。

今は日本も「合併買収」の時代ですね。

最近、夫婦の間で株の銘柄選定の際、
「ここ(の会社)は、ホリスク大丈夫だよね」
「そこホリスク高いんじゃない?」という会話が交わされます。

そう、「ほりえもん様にいじられるリスク」、「ほりえもん様の影響を受けるリスク」のことです。もちろん我々のつくった言葉です。

突然だからこそ意味のある「市場漁り」だとは思いますが、日々ホリスクを避けようと、これまで必要なかったエネルギーを要している個人投資家もいることをご留意いただければ幸いです。

それでは、
糖尿にはくれぐれもお気をつけ下さい。