恋するベーカリー | 元レンタルビデオ屋店長の映画感想

元レンタルビデオ屋店長の映画感想

映画の感想、自分の好きなもの色々書いています。宜しくです。

元レンタルビデオ屋店長の映画感想


オフィシャルサイト

 「恋愛適齢期」「ホリデイ」のナンシー・マイヤーズ監督が、メリル・ストリープ、スティーヴ・マーティン、アレック・ボールドウィンを主演に迎えて贈る大人のロマンティック・コメディ。人気ベーカリーを経営し、3人の子どもたちを立派に育て上げたバツイチ女性が、元夫と建築家を相手に忘れかけていた恋の歓びを蘇らせたことで戸惑い心揺れるさまとその顛末を綴る。
 10年前に敏腕弁護士の夫ジェイクと別れ、3人の子どもを一人で育てる傍ら、長年の夢だったベーカリーの経営に尽力してきたジェーン。いまでは子どもたちも立派に自立し、ベーカリーのほうもNYタイムズ紙でNo.1の評価を得るまでに。不満のない人生のはずが、どこか物足りなさも。そんな時、息子の卒業式のためにニューヨークにやって来たジェーンは、ホテルのバーでジェイクと鉢合わせ。はるかに年下の小娘と再婚したジェイクだったが、なぜか熱烈に言い寄ってきて、酒の力も手伝ってジェーンもすっかりその気に。一方で、自宅の増築の打ち合わせで知り合ったバツイチの建築家アダムともすっかりいい雰囲気のジェーンだったが…。
原題通り複雑な関係でして、邦題が「恋するベーカーリー」なんて付けるから、メリル・ストリープが美味しいパンを提供してお客さんが幸せになるような映画を想像してしまうが、中身は全然違くて、中年の性と下ネタを描いているのさ・・・いや、それだけじゃないです。(笑)そんな笑いを交えながらも、いくつになっても恋は出来るし、輝きを失わないで人生を楽しむというメッセージもあって、かな~り歳がいった複雑な大人の恋愛模様を描いているのです。

この映画に好感が持てるのは、これでもかというほどぶっちゃけている。R15も納得の下ネタにメリル・ストリープのこれでもかといわんばかりの体当たりの演技。逆に清々しくもある。大人だからこそ出来る身の引き方も良かった。私は「結婚」も「離婚」もあるし、それなりに恋愛もしてきたつもり。それだからか楽しく鑑賞できたのかもしれないけど、凄く面白かった。

元レンタルビデオ屋店長の映画感想

元レンタルビデオ屋店長の映画感想

元レンタルビデオ屋店長の映画感想

元レンタルビデオ屋店長の映画感想