ザ・バンク 堕ちた巨像 | 元レンタルビデオ屋店長の映画感想

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ザ・バンク 堕ちた巨像 コレクターズ・エディション [DVD]
ワールドワイドな展開で難攻不落の巨悪に迫るポリティカル・サスペンス。違法行為に手を染める国際的な巨大銀行を追跡するインターポール捜査官が、執拗な妨害工作に遭いながらその実態と真相の究明に奔走する。主演は「トゥモロー・ワールド」のクライヴ・オーウェン。共演に「マルホランド・ドライブ」のナオミ・ワッツ。監督は「ラン・ローラ・ラン」「パフューム ある人殺しの物語」のトム・ティクヴァ。
 インターポール捜査官ルイ・サリンジャーは、ニューヨーク検事局のエレノア・ホイットマンと共に、ある重要案件の捜査に当たっていた。そのターゲットは、世界中の富裕層から莫大な資金が集まる欧州拠点の国際銀行IBBC。そこではかねてより不審な資金の流れがある、との極秘情報を得ていたのだ。サリンジャーはベルリンを皮切りに、リヨン、ルクセンブルク、ミラノ、ニューヨークといった各地を飛び回り、内部告発者や情報提供者と接触しながらIBBCの実態を探っていく。しかし、いずれも行く先々で証人・証拠が消され、狡猾非情に出鼻を挫かれてしまう。それでもサリンジャーは核心に迫るべく、ある覚悟を決めるのだが…。

リアルな銀行の汚職のようなタイムリーな話かと思ったら、ちょっと違った。いや全然違ったかな。ハリウッド映画的で、ポリティカル・サスペンスではないかなぁ。リアリティさがないし、復讐ものだし。物語を複雑に絡ませている割には、薄っぺらさがあるんだよね。事実の映画化なら信憑性も増すんだが、フィクションだから仕方がないけど。世界の現実を交えながら、世の中に警告を鳴らすような映画を期待していると肩透かしにあう映画。まぁアクション大作映画としてみれば、それなりに楽しめる映画だと思う。

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グッゲンハイム美術館で銃撃戦が始まるんだが、普通だとありえないシュチュエーション。でも敵の銃を拾いながらの銃撃戦は、面白い。確実に人を殺すために来ているのに、命中率の悪いサブマシンガンを使うのは、どうなんかな。連射スピードは高いが、じゃじゃ馬な銃だし。迫力あったケドね。


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