PUSH光と闇の能力者 | 元レンタルビデオ屋店長の映画感想

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念動力や未来予知、テレパシーなど国家によって育成されてきた特殊能力者たちが反旗を翻し、陰謀を企む政府と繰り広げる壮絶な攻防を、「ファンタスティック・フォー」シリーズのクリス・エヴァンスと「宇宙戦争」のダコタ・ファニング主演で放つSFアクション・サスペンス。共演に「ストレンジャー・コール」のカミーラ・ベル、「ブラッド・ダイヤモンド」のジャイモン・フンスー。監督は「ギャングスター・ナンバー1」のポール・マクギガン。


舞台は「香港」。なぜに香港にしたか分からんが、「攻殻機動隊」を思い出す。多分、攻殻を意識したんじゃないかなと私は思う。他にも「アキラ」や「ナイトヘッド」思い出してしまうね。超能力ものだし。世代に受け告がれるというのは、「スキャナーズ」だな。(この映画で活躍するのは、第2世代の能力者)他の超能力ものと違うのは、外の攻撃しか出来ないこと。中からの破壊は出来ないみたいだね。なので頭が吹っ飛ぶなんてことはない。「ヒーローズ」にならないように努力しているようにも見えるが、能力者が同じ能力を持っているだけで、(吸収は出来ない)たいして変わってはいない。


監督がポール・マクギガンなので、「ああ、なるほど」とは思ったがアクションなのかサスペンスなのかどっちつかずで、変な違和感を感じる。「トレインスポッティング」や「ロックストック~」のようなスタイリッシュな映像で、派手な超能力アクションをするが、中盤あたりからサスペンス重視になってくる。アクションを見たいと思っていると騙される作り。面白くない訳ではないんだが、突き抜けた爽快感のようがなくフラストレーションが溜まる映画だった。


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超音波を発する兄弟が出てくるんだが、これがうるさい。使うと↑のようになるんだけどね。


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沢山ある超能力ものをパクらないで、新しいアクションを作ろうとしているのも分かるが、逆にそれが悪い方向に行ってしまった気もする。


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銃の弾はこんなんで弾き返せる。私的には、弾がゆっくり止まるような演出にして欲しかったな。


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ダコタちゃんは、もう15歳。すっかり大人になりました。演技がうま過ぎて鼻に付くんだな。そして出すぎだ。主人公は君じゃないんだけど。(笑)


ちなみにオフィシャルサイトが結構面白い。波紋でます。