「スパイダーマン」シリーズのサム・ライミがプロデュースしたサバイバル・ホラー。グラフィック・ノベル界で活躍するスティーヴ・ナイルズの同名コミックを映画化。アラスカの小さな街を舞台に、冬になると太陽が24時間昇らない日々が30日間続く“極夜”に乗じて現われたヴァンパイアたちの襲撃により逃げ場のない恐怖に陥った住民たちの死闘を、寂寥感に満ちた生々しいタッチで描き出す。主演は「ブラック・ダリア」「ラッキーナンバー7」のジョシュ・ハートネット。監督は「ハード キャンディ」のデヴィッド・スレイド。
北米最北端の地、アラスカ州バロウでは、30日間も太陽が昇らない極夜(きょくや)のシーズンを迎えた。その初日、この街に2人しかいない保安官で夫婦のエバンとステラは、住民たちの飼い犬数十頭が惨殺されるという不可解な事件に出くわす。さらに、突然の停電と電話が不通になる事態が発生、エバンが急いで発電所へ駆けつけると、そこには見るも無惨な管理人の死体があった。そんな中、住民たちを次々に襲い始める謎の集団。街を混乱に陥れたその正体はヴァンパイアだった。彼らは極夜の時期を見計らって街に入り込み、襲われた住民はヴァンパイアと化していく。市街へと通じる道路も鉄道もなく完全な暗闇に覆われる陸の孤島となってしまった街中で、わずかに生き残ったエバンたちは為す術なく身を潜み続けるのだが…。
一瞬、観方を変えると、お馬鹿映画にしか見えない映画だが、この映画の(B級ホラー)雰囲気を楽しんでもらいたい。過去のホラーを彷彿させる話は、なかなか面白し、緊張感もある。ヴァンパイアの描写は、気品も何もないゾンビみたいなヴァンパイア。画像なかったけど、女性の目が離れているヴァンパイアが良い雰囲気醸し出してる。気持ち悪い。こいつらが住民に襲うシーンは凄くて、目を背けたくなるような地獄絵図だ。中盤からダレてくるが、それなりに味があって、許せる範囲内。B級ホラー好きにお勧め。
ヴァンパイアは、独自の言語?使う。