こんばんは
大阪維新の会/日本維新の会・府議会議員 笹川 理 です。
本日は悲しいニュースについて書きます。
大阪市立桜宮高校の男子バスケットボール部主将の2年生が、昨年末に自殺していたという事実です。
元気な若者が命を絶つまでに至った心境を察すると、ただただ、心よりご冥福をお祈りするばかりです。
この男子生徒は、日常的に部顧問の教諭から体罰を受けていたとのことです。
何度にも渡る体罰は、暴力のなにものでもないはずです。
社会で生きていく力を身に付ける学校において、暴力を容認するなんてことはあってはならないですし、世間一般的な職場において体罰なんて許されますか?
暴力で解決したり、奮起させたり、指導したりすることが、社会で認められていますか?
絶対にしてはいけないことを犯し、目を覚まさせるために手を上げたのならまだしも、部活動で日常的に暴力を顧問が用いることは、青少年の健全な育成になるんでしょうか?
絶対に間違っています!
企業において、課長が社員に暴力を奮ったら、どうなりますか?
そして、もし暴力が横行する職場環境を企業が放置していたら、どうなりますか?
今回の教諭に関しては、1年半前に大阪市の公益通報窓口に、バスケ部で顧問による体罰が横行しているという告発があったにも関わらず、市教育委員会は学校長に顧問への聞き取りだけを行い、生徒などへの聞き取り調査は行わずに、「体罰はなかった」と判断していました。
このことが、まさに教育委員会の制度欠陥、機能不全、そして学校教育現場のマネジメントの欠如を表しているんです!
今回の事件は、大阪府警にも入ってもらい、協力してもらった方が良いと考えます。
いじめも体罰も、暴力が関係していれば、たとえ学校内であっても傷害事件です。
橋下市長には本質的な原因追求と再発防止をしていただきたいです!
そして、大阪府教育委員会も、自分事と捉えて考察し、対策を実行していただきたいです!
若者の夢や未来を奪う、いじめと体罰はゼロにしなくてはならないんです!
それが政治の役目の一つです!