無意識にすることはあっても文章にすることは無いだろうと思っていた文学的な美しい表現!
到底、私の口からは発せられない艶っぽい響き(笑)
なぜこういう書き出しかといいますと先日の記事
「盃っていろいろあります!」を書いたとき超運さんに「ペニーグラス」というグラスがあることを
教えて頂いたからです!
ペニーといえばイギリスの通貨、ビートルズの「ペニーレイン」、あとはペニーオークションぐらいしか
思い浮かびませんでした。それで調べてみました!
正確な名称は「ペニー・リック・グラス(penny lick glass)」といいます。
19世紀半ばから20世紀初頭にかけてイギリスでアイスクリームをこの小さな容器に入れて売られていたそう。
その値段が1ペニーでした。
写真のようにひと舐め分しかないぐらいガラスが分厚く底上げされています。
1ペニーでアイスクリームひと舐めのグラスということで
「ペニー・リック・グラス」と呼ばれたそうです。
このグラスはお客さんがアイスを舐めて返却するとグラス代が返却される仕組みだったらしく
返却されてまた違うお客さんへと渡る過程で衛生面で問題があり(食中毒が発生)
食中毒で子供たちが命を落とす事態になってしましました。
1926年、イギリスの議会がこのグラスでアイスを売ることを禁じ、
アイスクリームコーン(waffle ice cream cone)が誕生しました!
このグラス、ビクトリア時代(当時)のアンティークものは1~2万円するそうです!
美味しい純米大吟醸買えますね(‐^▽^‐)
なぜここまで底が厚いのか、
お客さんが舐めやすいように
それとも
アイスクリーム屋さんがセコカっただけなのか
真意は謎です( ゚ ▽ ゚ ;)
カシコカッたのは間違いないですね(笑)