ロシア・ソチのルスキエゴルキ・センターで金の朱雀が夜空に舞った。美しい飛行だった。結果は銀だったが、最年少でW杯を制した男が、今度は五輪で
最年長のメダルを獲得した。



 ソチ冬季五輪ジャンプ男子ラージヒル(LH)決勝は、7度目の五輪出場となる葛西紀(41)=土屋ホーム=が1本目139メートル、2本目133.5メートルを飛び合計277.2点で銀メダルを獲得した。

団体で銀を取ったリレハンメル以来、20年ぶり。葛西の個人メダル獲得は初で、日本がスキージャンプでメダルを獲得するのは、98年の長野五輪以来、4大会ぶりとなる。

 まさに、日本ジャンプ界が存在感を示す“ロック”な男の気迫の飛行だった。五輪用に用意した四神・朱雀を金箔であしらったヘルメットが光り輝いていた。

日の丸飛行隊は、
伊東大貴(28)=雪印メグミルク=1本目137.5m,2本目124m,合計252.5点で9位
竹内択(26)=北野建設=1本目132.5m,2本目122.5m,合計249.3点で13位
清水礼留飛(20)=雪印メグミルク=1本目130m,2本目134.5m,合計252.2点10位

全員が、団体のメダルに向けて期待がかかる成績だった。なお、金メダルは合計278.7点でポーランドのストッフが獲得し、NHとLHで2冠を達成した。

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