交通局職員リスト流出 | 「大阪維新の会」 杉村 幸太郎のブログ

交通局職員リスト流出

各メディア等で報道されている件に関して、整理してコメントさせていただきます。


最大の論点は、

職員リストが1800名以上も流出してしまっているという点。情報漏洩・個人情報保護法案の観点から、由々しき一大事であります。そして、リストが交通局本局内部から出てきているということであります。この原本自体は確実に存在しますし、個人情報を何者かが流出させたこと自体が大問題です。

これを出せる方々は少数の管理職に限られております。誰もが、いとも簡単に作製できる様な物ではありません。
誰が、何の目的で、データを流用したのか?ということで当局の情報管理責任問題はどのみち免れません。



そして、報道各社でも見解が分かれている点は、組合が選挙活動にそれを入手・使用していたか?という論点です。

ここは不確定ではありますが、文書に文言として大阪市労連という固有名詞が載っている以上、我々の会派としては調査権を以って、事実解明しようとするのは当然のことでありますし、それが我々の仕事の一つです。

もし、この様なことがあったならば?という疑惑に対して交通局当局に調査を依頼しに伺ったわけです。



報道だけをご覧になられていると、その物自体が何処かの誰かの捏造だと思われてる方々も多いのかなと考えますが、その様なことは決してございません。

報道各社によって、描写の仕方は様々でしょうが、各社の担当者は話を聞き、まとめて編集しますし、そこにも人と会社としての見解が存在します。彼らにも彼らの論調があります。でなければ、報道各社全く同じ見解になるはずではないでしょうか?私や維新議員団の見解が報道各社と全く同じという訳ではございません。



簡潔にまとめると、

膨大な数の個人情報を交通局内部の者(限られた管理職の誰か)が、何らかの目的で盗用したということ。

その目的が、組合の選挙活動に使用されてたのか、いないのか?この部分が誰かの意図的な(組合を陥れる為の)捏造ではないか?との話。

しつこい様ですが、物自体は確実に存在しますし、何処かの誰かにガセネタを掴まされたという訳ではありません。大いなる疑惑を追及するのが、我々の使命であります。



必ず、誰か上層部の人間の中に、その者は、いるはずです…