キャスティングがよかった下町ロケット、いいなぁ!イモトアヤコの島津さんに菊之助の演技 | あの頃のショーケンになりたかった! エコケーンの日記

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グループ・サウンズやローリング・ストーンズなどのロック、モーニング娘。などのアイドルに昭和プロレス、映画に落語に食べ物や大阪に関することやそのうえお城も好きで、見たり聴いたり、その時に感じたことを書きたい備忘録日記、、、、

 昨年のTVドラマ、みつづけたのが、西郷どんと下町ロケット。

 西郷どんは、歴史の話なので結末はわかっているが、原作と脚本が今市太子橋。

 下町ロケットの最終話では物足りなかったですが、正月に放映された特別編があった!原作も脚本も演出もよかったが、それ以上に素晴らしかったのがキャスティングである。

 

 尾上菊之助、西郷どんにもでていましたが、こちらの役の方があっていましたね。父は歌舞伎役者の七代目尾上菊五郎、母は女優の藤純子、姉は女優の寺島しのぶ。2代目社長としての苦労もあって裏切ったり助けられたり、TVドラマでもいい役者になってきました。

そして、イモトアヤコさん、菊之助演じる伊丹社長の同志であった島津さんの世界観、彼女のような人が職場にいてくれたらいいなぁと思う人物像を演じていて、素晴らしかった!太い眉毛のイモトさんには、なじめなかったが、喜劇人はよき俳優になれることを再認識しましたね。

 

 また、ピーターや神田正輝の悪役っぷり、この時代に上で生き残っていく人物像にリアリティーをもたせていました。

さらに、アナウンサーの古館伊知郎と福澤朗、新日本プロレスと全日本プロレスの実況アナであって、プロレスラーの演技をみてきただけに流石にうまい。古館さんのほうがアクセントになっていましたが、、、

21世紀の石原裕次郎()の徳重聡、北海道農業大学教授役の森崎博之、北海道で劇団活動をやっていたのですね。大森一樹監督の映画デビューで売り出した財前役の吉川晃司、杉良太郎の社長役もこれしかないというキャスティング。

 

 物語は帝国重工という老舗大企業が太っ腹なところをみせて、利益だけではなく心とやらで、下町の中小企業も大事にしているといった形で収束するのだが、それは昭和の話。現実は厳しいのだろうが、それだからこそのファンタジー

 同じような世界観で、他局で育った有名人も起用し、これが日本のTVドラマの王道のTBS作品だ!といったところでしょうか、キャスティングが素晴らしかった。

 

追記

 このドラマ、思い起こせば、伊丹社長と島津さんのはなしがメインだったかも、、、、