語彙力強化のために関連ある語を集めてみました(1) | ポルトガル語学習のブログ

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あえてポルトガルのポルトガル語中心です。
言語学ネタも少しだけ。

あたりまえかもしれませんが、外国語の上達にだいじなのは「語彙」と「文法」で
これがすべてだと、前に紹介した「外国語上達法」に書いてあります。

ただ語彙は、ことばに慣れてこないと、なかなか覚えられないようにおもいます。
(ことばに慣れて、ポルトガル語を受け付ける脳ができてくると
単語も覚えられるようになってくる、という感覚が自分にはありました)

ことばに慣れる、ということは別としても、単語を覚えるコツの一つとして、
いくつかの語を関連づけて覚えるとよいということはよくいわれています。
たとえば、類義語、反意語、スペルの似た語など、ひとつの語を覚えるよりは、
複数の語をまとめて覚えた方が覚えやすいということです。

ということで、語彙力強化に役立てられればとおもい、関連ある語を集めて
みました(めずらしく役にたちそうなことを書いてみました)。

今回は「天気」に関連のある語です。

limpo「晴れ」
nublado「曇り」
chuva「雨」
trovoada「雷雨」
neve「雪」
aguaceiro「にわか雨」


limpoとnubladoは形容詞です。なので、céu limpo「晴天」
céu nublado「くもり空」という表現があります。
(「雲」(名詞)はnuvemです。)

これをふまえて、Diário de Notícias(ポルトガルの新聞)の天気欄に
載っている表現をいくつか。
céu pouco nublado
(曇るけど雲はほとんどない、から「晴れ」に近いかんじがします)

céu com périodos de muito nublado
(雲の多い時間帯が多い空、から「晴れのちくもり」が近いかんじがします)

céu muito nublado ou encoberto
(雲が多いまたは雲でおおわれた空、から「くもり」があてはまりそうです)


ほかの4つは名詞です。動詞だと、

chover「雨が降る」
trovejar「雷が鳴る」
nevar「雪が降る」

ちなみに、trovejarは雷が落ちる音から来ている語らしいです。
(つまり擬音語由来)