当クリニックの矯正治療は『歯並びの美しさ』『機能的なかみ合わせ(顎関節)』『お顔立ち』のハーモニーを考慮し整えることを大切に考えて治療方針、治療方法を決定しています。
咬み合わせの善し悪しは、顎の関節と上下の歯の合わさり方で左右され治療後の予後にも影響があります。
治療前の顎関節のCT画像です。関節等の変形が認められる変形性顎関節症の状況です。
初診時
この様な顎関節の状況を無視して歯の移動を進めることは出来ません。
口腔内では、咬み合わせが不安定で歯も摩耗しています。顔貌は口元が気になります。
歯並びを整える前に顎関節の状況、顎の位置を慎重に評価し治療計画を立てる必要があります。
スプリント治療後
下顎位置の安定と顎関節の負担軽減のためスプリントによる治療を行いました。
顎位は安定し顎関節の負担か軽減しCT画像にてリモデリングが認められます。(関節等の形態が滑らかに変化し良好な変化が得られています。)
口腔内では歯の接触状況に変化が認められます。顎の位置は安定し本来の上下の歯牙接触状況が明らかになりました。
初診時の口腔内ではカモフラージュされた歯牙接触状況ですか、どれだけの歯の移動が必要かを正確に判断出来ません。
この時点での詳細な検査により歯の移動計画を決定します。 状況が詳しく把握出来るため何をすべきかが明確になります。
より予知性の高い治療計画が決められるため治療する側も治療される側もストレス無く安心して治療が進められます。
矯正治療終了時
矯正治療を終え歯並びとかみ合わせが調和が取れました。更にCT画像で関節形態がリモデリングし滑らかな形態へと変化が得られました。
初診時のCT画像と比較すると大きな変化が認められます。
口腔内では歯並びと歯牙接触状況そして顎の関節との調和が調い良好な咬み合わせ得られています。
顔貌は調和の取れた美しい口元とお顔立ちが得られ『歯並び』『咬み合わせ(顎関節)』『顔の審美性』のハーモニー
当クリニックの治療ゴールが達成されました。
安定した良い結果を維持するためにも今後の定期チェックとメンテナンスも大事ですね。
次回の再来院でお会いできるのが楽しみです!
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