日本の花を選んで作っています。
キキョウ、モモ、寒椿、タンポポ、ハス、コスモス、椿、桜、菖蒲
全てほぼ同じサイズの紙で作っています。
今から9年前、折花が生まれて2年目にニューヨークの出版社から折花の出版の話が来ました。
日本の書籍を英語にして出す出版社で、
何度か打ち合わせしていると突然、会社が潰れたとの連絡が!
まあその時に出版しなくて良かったのですが、打ち合わせの際に言われた言葉が引っかかっています。
『知人の出版社の方に折花を見せて幾らだと思うと聞いたら20円と言われた。』と、あくまで折り紙の延長で考えているようで、そんな出版社から出さなくて良かったです。
私は折花は折り紙の延長の遊びでもなく、大道芸のような即興パフォーマンスでもなく、アート性をしっかり持たせた文化になるモノで、そうしたいと思って育てて来ました。
かなり初期から私が作った折花は一個1000円以上の価格で売りたいと思っていました。(今では複雑な折花は一個6万以上で販売しています)
折花をされる方には、入り口は遊びでも良いのですが、目指す方向が美しい日本の文化、アートを常に意識して欲しいと思っています。
( ̄▽ ̄)