春が混沌とし、季節の時間が止まったかのような朝になりました。
冬の終わりから新緑の五月までが、大鍋に投げ込まれ、
白濁するように煮込まれているようなそんな朝の時間です。
ゆっくりと春が閉じ始めているようにも感じます。
これで温かくなると初夏のように一気に季節が跳ねる、そんな気がします。
少し変わった現象を見つけたのでご報告、
私の事務所のある代官山から恵比寿に抜ける途中にある
小学校の桜の木の散り方が今まで見たことのない散り方をしています。
花びらは全く散っていなにのに、花がガクごと5枚の花びらを付けて散っています。
確かに小さな鳥が蜜を吸いたくて花をついばむと、
花がそのまま散ることはありますが、
この木の場合は見ていると、
花の付け根が次々と折れるように散っていました。
本当に一面。
今まで色々な桜を見てきていますが、こんな散り方を見たのは初めてです。
周囲の木はまだほとんど散ってなく、散っているとしても花びらが散っています。
不思議です。
でも花ごと散ると見たこともない程美しく可愛い散り方で、
花がモミジのタネのようにくるくる回りながら落ちてきます。
それとガクが付いているので花が地面に落ちても綺麗な色を保っています。
桜と言えば、来週代官山の有志によるお花見に参加させてもらいます。
かなりの大人数になるようです。
実は昨日その参加する方のネームプレートを折花で作って欲しいと頼まれ、
昨日N社との打ち合わせの後、
恵比寿のサンマルクカフェで小さな桜と蝶を黙々と作っています。
出来るだけお金をかけないで、誰も見たことの無いようなプレートを作成するつもりです。
茶紙でくるむと花束のようになります。 (・∀・)