折花の練習 | Hanaoyaji オヤジでも花とアロマ好き
折花の練習の仕方
折花を教え始めて一年半になります。
正直未だにどう教えるのがベストなのか悩んでいます。
折花を作るためには、
1.紙をキレイに三角に折る
2.キレイにカットする
3.折り上げる
4.仕上げの調整をする の基本的には4工程になります。
初心者の方は1と2の間にカットするラインを書く行程が加わります。
1はそれほど問題無くできますが、それ以降がかなり難しい作業になります。
もちろん手順を踏んで、易しいものから教えてはいるのですが、やはり講習会が終わり、自宅に戻ると難しいようです。

実際は初心者の方の多くが3の折る工程で苦労されています。
頭で考えると難しいようで、イメージとしては箸を持つように自然と指が動くようになるといいのですが、大体100個ぐらい作ると指が慣れてきます。
これぐらい作ると、様々なカットした紙から折花を折り上げることができるようになります。

本当に難しいのは2のカットする作業で、感覚的には習字の字を書くことに似ていて、縦のライン、トメ、ハネ全てに意味があるように、折花でのラインにも全てに意味があり、その意味を覚えて行く必要があります。

それと仕上げですが、こちらはフラワーアレンジに近いバランス感覚と繊細さが求められます。
いずれにしろ訓練すれば出来るようになるモノですが、直ぐに上手くはいかないです。

現在は出来るだけシンプルなモノを中心に、出来るだけ1パターンでも覚えて貰えるように教えていて、そこからの応用は二回目以降の講座にしています。

まあいずれにしろ一度整理し直す必要があります。
広く多くの方に覚えて貰えるように頑張ります。 (^_^)