高知県の前浜掩体群に行ってきました
高知龍馬空港の近くにあります
公民館が付近にあり
そこには看板などが建っっていますよ
そもそも
掩体とは…
はい
これ
日本軍が第二次世界大戦中に構築した掩体
コンクリート製の大型構造物
本当に大きいですよ
だからこそ取壊しが困難になり
日本数カ所で未だに残されている戦争遺跡
掩体壕の使用目的として
航空機を敵の攻撃から守るための格納庫
一般的にはコンクリート製で、少ない資材で大きな強度が得られるかまぼこ型
内部に航空機を収納するのもあれば
爆風・破片除けの土堤のみで作られているのもありますが
ここの掩体は
飛行機の格納用ですね
なので
飛行機の羽が入れる様に
こんな感じの口をしています
人間と比べると大きさが解るでしょうか?
ここの掩体群では
現在は7基が残されています
一番大きいもので
高さ10m
幅45m
奥行き22m
小さいものでも
高さ5m
幅15m
奥行き8m
厚さ50cm
すごいですね
ここは
偵察搭乗員の実務教育をする飛練(飛行術偵察専修練習生)の本科の練習航空隊があり
練習機の名前が
通称 『白菊』
昭和20年5月から 『白菊』 に爆弾を2個のせて、『神風特別攻撃隊菊水部隊白菊隊』 として沖縄へ出撃したと言う背景もあり
何とも言えない気持ちにもなります
場所によっては
掩体の中が見学できるので
もちろん見てきました
…
場所によると
まさかのゴミ捨て場になっています…
様々な事情もあるのかもしれませんが…
かなりショックでした…
また別の場所では
放置ぎみの
戦争遺跡ならぬ戦争廃墟の様な状態も
でも雰囲気が良いから個人的には好きですが
そして
びっくりしたのが
道が通っています
丁寧に補強まで
そんな
様々な掩体
まとめ
最後に敬礼をして後にしました